昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
宿題
小中学生対象の
「宿題代行業者」がある…という記事を読んだ。
そもそも
宿題代行…と、いうのは
海外では比較的多いというイメージがあり。
映画でもよくそんなシーンがありますよね。
アメリカなんかでは
クラスの優等生が他の生徒のレボートを代筆して
小遣い稼ぎをする…というものから
代行会社があって大学生のレポートなんかも
各分野の専門家が代行する…というのは
昔からあったわけですが
いよいよ日本にも到来したのか…と、驚いた。
ネット検索して調べてみたら
要するに学校の宿題は代行業者にやらせて
受験勉強に集中してもらいたい…という事の様でして
ネット上で
「お勧めの宿題代行業者を教えて下さい」という
小学生のお子さんを持つ
親御さんの問い合わせがあるんですな。
またそういった会社も存在する。
これには賛否両論あるようで
私は子供がおりませんから
よくわかりませんけれども…。
私の「宿題」の思い出は
夏休みの宿題。
7月半ば過ぎから夏休みに入るわけですが
私は7月中に全て宿題を終わらせないと
落ち着かなかったんですね。
8月は宿題の事は気にせず
のんびり過ごしたいですからね。
しかし
厄介だったのが小学生の時の絵日記。
8月末の分までまとめて書かなければならないので
空想で書くわけですよね。
今だったら
「お父さんと一緒にカブトムシをとりにいきました。」とか
「妹とプールにいきました」とか
無難な事を書けばいいと思うのですが
いかんせん、子供ですから
「キャンディーズのランちゃんが遊びに来て
振り付けを教えてくれました」とか
「西城秀樹が来て『ローラ』を歌ってくれました」とか
あまりにもウソがバレバレなのね。
(キャンディーズ、西城秀樹を知らないというお若い方は
ご両親に聞いてね♬)
この「絵日記事件」は
学年は覚えていませんが
母が学校の先生に呼び出されて
後で母にこっぴどく叱られた記憶がある。
おそらく私が低学年だったのでしょうなぁ…。
ですから
私の空想絵日記は
高学年になるにつれ
バレないようにテクニックを学んでいったわけです。
しかし…
大人になってから
絵日記事件については
母にクレームを言いました。
「私が母親の立場だったら叱らないわよ。
『ウソ』を書いたといえばそうだけど
『想像力がある』という解釈だって出来るわけでしょう?」と。
母は
「最初の子だから
親も子育てに必死になっちゃうのよ」と、苦笑いしておりました。
さて…
私は夏休みの宿題は7月中に終わらせた…と
偉そうに言っておりますが
今、ふと思い出したのですがね…。
カズシお兄ちゃんと呼び
実の兄の様に慕った親戚がいて
このお兄ちゃんが
東北大学の医学部の学生だったのですが
イワユル、ガリ勉タイプではなく
ビートルズとバイクをこよなく愛する
ワイルドな人だったんですね。
夏休みに宿題をしていると
お兄ちゃんが私の部屋に遊びに来てゴロンと寝転がり
漫画を読むわけですな。
「お兄ちゃん、宿題を手伝ってよ。」と、頼むと
「いいよ。」と、言って
もの凄いスピードで
サラサラ〜ッと仕上げてくれた。
彼は超!頭がいいわけですから
楽勝だったわけですよ。
また本家のおじいさんが
とても手先の器用な人だったので
「大おじいちゃん。木で何か作って」と、頼んだら
木箱を作ってくれた。
あまりにも完璧すぎたので
ちょっと手を加えて下手に仕上げた。
それを図工の自由課題の宿題として提出した。
今日は宿題について色々と書込み致しましたが
私という人間は
親に内緒で
宿題代行を自らあちこちに依頼していた
ずる賢い(賢くないな…)小学生だったんですな…。