昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

突然ですが…
最近はどうなんですか？日本の経済は？！！

私は…経済関連は
お洋服と靴と化粧品以外の分野は
全くわからないのですがね…。

靴なんか一発で値段が言えますからね。
（まぁ…これって経済じゃないか…。アホ丸出しだな…。）

しかし最近…
やっけに！投資云々の勧誘の電話が多いんですけど。

会社名を名乗って下さるならいいのですが
時々
「田中ですが、院長先生はいらっしゃいますか？」と、くる…ので
患者さんかな？と、思って電話に出ると
投資話なんですなぁ…。

もう…ホント…困る。

そもそも
私は投資とか株とか全く興味がないんですよ。

お金は額に汗して
一生懸命働いて稼ぐもの…と思っているので
よく「株で儲けた…」とか
「投資で儲けた…」とか聞いても
あまり…いや、全くピンと来ない。

この営業の電話にも2種類あって

きちんとした会社
どーも怪しい会社

が、ある。

先日の田中さんなる人の会社は
後者の怪しいパターンとお見受けした。

私が「はい、お電話代わりました」と、言った途端

やけに馴れ馴れしい感じで
とにかく弾丸の如く喋り続けるのね。

「診療中ですので…」と、言う隙もない。

仕方がないのでずっと無言で聞きましたよ。

彼曰く
全国の歯医者の先生方にもご好評で
皆さん、大儲けしているらしい…。

そんな話、聞いた事ないんだけどなぁ…。

そしてあちらが
「〜なので、いかがですか？」と、聞いてきたので
初めて私の喋るチャンスを頂いたわけですよ。

そこで
「あなたね…
儲ける、儲ける…って。
お金の話ばっかりしているけどね…

三流は金を残し
二流は名を残し
一流は人を残す…だよ。

あなた…三流だね」と、言ったわけです。

すると田中さん…、怒り出したわけですよ。

「何なんですか？
その“上から目線”の言い方は？！！！」

上から目線って…。

ちょっと笑いそうになりましたね。

こちらの診療中に
あちらが勝手に電話をしてきて
怪しい儲け話をするわけですよ。

しかし一応…私は
彼の話を聞いたわけですからね。
自分の仕事の手を途中で止めてね。

怒る方がおかしい。

また「上から目線」という単語を使っちゃうトコロが
若い人らしいなぁ…と、思って笑いそうになったわけです。

ご立腹の田中さんはガチャンと電話をきり
会話は終了。

私は無事、通常業務に戻る事が出来たわけです。

しかし…ふと「上から目線」という言葉が気になった。

この単語はよく会話では使いますが
これはイワユル俗語と申しますか
日本語としては
きちんとした言葉なのかなぁ…と。

ところが驚いたのは
『上から目線』という単語は
辞書に載っているですね！！！！！

『うえからめせん　[上から目線]

俗に、人に対して露骨に見下した態度を取る事。
また、組織の上の者が下のことを理解しないで考えを押し付けること。』

ちょっと気になる単語があると
辞書を引くのが好きなのですが
さすがにこの「上から目線」は載ってないだろう…と思っていたので
ちょっと感激した。

怪しい電話を頂戴したお陰で
またひとつ勉強になりました。