昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
食器
食器棚の段を支えるビスが壊れた様で
今朝、扉を開けたら
ドッとお皿が落ちてきた…。
食器類ほぼ全滅(泣。
我が家の食器棚は
某デザイナーモノで
結構高かったんですけどね…。
10年経つと壊れるのかなぁ…。
父が大学時代から愛用していた本棚は
2階の自宅にありますが
今も健在。
釘を使っていない…というのがいいのかしらん。
所詮、現代物はダメだな…と
食器棚を睨みつける。
結婚当初
夫婦喧嘩をした時に
「キーーッ」となって食器をガチャンと割った事がある。
あれってヒステリックになっている反面
割るお皿をきちんと選別するのね。
一度、お皿を手に取って
「ん?!!これは高い食器だから
こっちを…」なんて
安い食器を持ち替えてから割る。
案外、冷静なんですよね。
そんなわけで
安い食器は段々淘汰されて
現在残ったお気に入りの食器類が今朝割れた。
とても高価な物…というわけではなく
結婚当初、
食器好きの友人の優子に
色々と教えてもらいながら
選んだそれらは
現在も使い勝手がよく
気に入っていたものだった。
「チッ…」と
舌打ちし
想定外のハプニングにイライラさせられながら
食器の破片を片付けた。
オートミールと
飯塚ちゃんのお母様に頂いたレタスで
リゾット風にしたが
お皿が無かったので
タッパーに入れたけれども
何だか配給食みたいで
ちっとも美味しそうじゃない…。
人様には出せませんなぁ…。
食事は見た目が重要ですからね。
私の両親は
食事のマナーにはそれはそれはうるさくて
我々子供が幼稚園に通う頃になると
食事中の所作ひとつひとつにとても厳しかったわけです。
しかし
食器本体や
食事の盛り付けには
あまり興味が無かった様で
お皿の裏には
必ず「○×銀行ご贈答」とか
「○×信用金庫ご贈答」と表記されていて
自分が思春期になると
遊びに来た友人に
そのご贈答皿で料理を出されると
顔から火が出る程恥ずかしかったわけです。
また母と祖母は
料理の盛り付けのセンスが
いい方では無かったと思う。
今、思えば
忙しかったんだろうなぁ…という事はわかるのですが
子供心に友達が遊びに来ると
「お願いだから料理は出さないで…」と
祈る様な気持ちでいた幼少期を思い出される。
おそらく妹達2人も
確実に同じ思いをしていた事は容易に想像され
我々3人姉妹は
盛り付けはそれぞれ独学で学ぶ事にしたわけです。
この写真は以前にもアップしたのですが
冷蔵庫に中途半端に残った
数種類の葉物野菜を
ごま油で炒めたもの。
イワユル冷蔵庫の掃除料理…亭主用。
お皿の中央に立体的に盛って
ちょっと高価なお皿に盛りつけると
掃除料理とはバレないというメリットあり。
このお皿も割れちゃった(泣。
食器って
なかなか気に入った物に出会えなくて
ちょっとした露天商で気に入った物を買ったりして
少しずつ増えていくもの。
暫くは我が家はタッパーでの食事になりそうです。