昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
DNA
独身男性と付き合い始め
彼の部屋に行って
他の女性が存在するか否か
見分ける方法…みたいな記事があった。
「くっだらねぇ…」と、思いつつ読む。(←読むんじゃんか!!
① 予備の歯ブラシがあるか
② 彼の携帯電話と違うメーカーの充電器があるか
③ あきらかに、
これって女性用クリームだよね!という類いの物があるか…等
色々と書いてありました。
でもですね…これらは決定的な証拠にはなりませんね。
私がその一人暮らしの男性だったら
弁解しますもん。
① 予備の歯ブラシ
「俺はね、歯ブラシには神経質なんだよ。
歯の場所によって使い分けて磨いているんだよ。
虫歯になりたくないからな。
そんなもん、何十本も予備があるぜ」
② 携帯電話の充電器
「ああ…昔はソフトバンクの携帯を使っていたからな。」
③ 女性用クリーム
「おふくろのだよ!バカッ!」
という事になる。
私だったら
「CSI流 鑑識セット」の持参をお勧めしますな。
(※CSI流=CSI科学捜査班というTV番組)
まず
シャワーの排水口、部屋の床、ベッド、ソファ等に落ちている
毛髪の採取。
ピンセットとジップロック(密封性のあるビニール袋)が必要ですね。
自分の毛と彼の毛は
予め採取しておくべき。
比較サンプルになりますからな。
毛髪を採取したらジップロックに入れて
採取日時、時間の記入をする。
採取前に“現場の確保”の為に
写真撮影をすると尚よし。
これを持って家に帰ったら
比較サンプルと比べて
「これは誰の?」という物を保管しておく。
毛根があればいいですねぇ…。
DNAで誰の物だかわかりますからね。
(最近では毛根がなくてもわかるみたいですね)
次に必要なのは
ALS(特殊光学機器)と紫のゴーグル。
紫のゴーグルをかけて
ALSの光をあてると
体液等、幅広く反応するんですな。
ベッド、ソファ等に光をあて
反応した体液は綿棒(滅菌されたもの)でちょっとこすって
ジップロ〜ック。
これもDNAで誰の体液か調べられます。
これらのグッズは物物しい
ジュラルミンケースなんかに入れないで
例えば
可愛いキャラクター物のバックに入れて
「ちょっと女子用の小物入れ♡」というポーチに
入れる事をお勧めします。
ただ…これらの道具一式を彼に見られたり
ましてや、証拠採取中の姿を彼に見られたら
確実に!!!ドン引きされて
フラれますからご用心。
だって…相当怖いですよね…こんな光景…。
またよくありがちな
浮気疑惑の会話もおかしなコトになる。
「先週の土曜日、誰か他の女性が来ていたでしょ?」
「来ていないよ!1人でTVを観ていたよ!」
「ふぅぅん…。
おかしいなぁ…。これは誰の髪の毛?
(証拠物件①の提示)」
「えっ?お…お前のだろ?」
「いいえっ!DNA検査で私とあなた以外の
女性の物と判明しているのよ!」
「あぁ…そういえば
友達が来てさぁ…。
ちょっと気持ちが悪いって言うから
ベッドで横になっていたんだ!今、思い出したよ!」
「ふぅぅん…。
おかしいなぁ…。では何故その女性の体液が
ベッドのシーツについているの?
この体液は私とあなた意外の女性の体液と
DNAで判明しているのよ!
(証拠物件②の提示)」
「………。」
刑事(デカ)かよっ!ですよね。
ですから私…
無責任に「お勧め」していますけどね。
知らぬが仏というコトもある。
オバサンの経験上
彼のちょっと不審な行動も
見て見ぬ振りをする方が得策だと思います。