昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
なんとなく馬…
突然なのですが…
私は賭け事は嫌いなのですが
競馬の“馬”は好き…いや
競走馬と限らず馬が好き。
昔、夫と
ニュージーランドに旅行した時
馬に乗りながら
一週間かけて沢登りをした事があり
時々、野生の馬の群れに遭遇した。
それはもう美しかったです。
ですから
時々、遊園地でトボトボと馬車をひく馬をみると
ちょっと悲しい気持ちになってしまう。
夫と食事に行って
馬刺に舌鼓をうつ夫がいて
「何度も言うけど
旨いから一度でいいから食べてみろよ」と、言われると
もっと悲しい気持ちになってしまう。
昨夜は何となく
馬だなぁ…という気分になり(?どーゆー気分?!)
お気に入りのDVDを観た。
「オグリキャップ 奇跡のラストラン」
35回有馬記念でのオグリキャップの
伝説のラストランを撮ったドキュメンタリー。
90年、
宝塚記念で2着
天皇賞で6着
ジャパンカップで11着と惨敗し
これ以上オグリキャップの築き上げてきた栄光を
汚してほしくなくて
むしろ出てほしくないと思った方も少なくはなかったであろう
引退レースの有馬記念でオグリキャップは見事優勝。
私は当時、号泣しながらTV画面に釘付けで
中山競馬場の会場内で起こった「オグリコール」を聞きながら
武豊とオグリキャップの姿をみて
「この世に奇跡はあるんだなぁ…」と、痛感させられた記憶は
鮮明に残っている。
引退がらみであれだけ号泣したのは
オグリキャップと山口百恵位でしょうなぁ…。
さて…
なぜ、最近は馬モードなのかというと
先日
「セクレタリアト 奇跡のサラブレッド」という伝記映画を
観たせいかもしれません。
いかんせん
制作会社がディズニーですからね。
最初は斜にかまえて
「どーせ、駄馬と言われた馬が
色々な苦難を乗り越え
優勝して感動…という類いのストーリーだろうぁ…。
全くもう…い、つ、も!ディズニーはハッピーエンドだから
嫌になっちゃう…。ベタすぎるでしょっ!(←性格が屈折してるよねぇ…)
でも、一応…馬関連だから観ておこうかな。」という感じでした。
ところが
セクレタリアトという馬の事は
お恥ずかしながら知らなかったのですが
すごい馬なんですね。
1973年、アメリカで3冠をはじめとする
数多くの記録を打ち立てた伝説の馬なんですって。
3冠目のベルモントステークスでは
31馬身!!!!もの差をつけて圧勝。
タイムは2分24秒0。
現在でも更新不可能と言われているんだそうな。
最後の優勝シーンでは
やっぱり号泣…、
それも何度も再生しては号泣…、
案の定、ディズニーの思うツボっスよ。
馬、馬、馬…。
とにかく馬モノ映画は大好き♬
朝、起きてきた夫に
「誕生日プレゼントは馬が欲しい」と、言ったら
「俺の馬がニュージーランドにいるだろ」と、言う。
確かに夫が沢登り用に
300NZ$(25000円位)で買った茶色の馬が
あちらの牧場にいる。
しかし夫が現地に行く度に
いつも馬の色が微妙に違うらしい。
「これ…、俺の馬じゃないよね?」と、言うと
「いや…これだよ!!」と、牧場主が言い張るのだそうな。
前回行った時は
茶色だったはずの馬が白になっていて
さすがに
「これは明らかに俺の馬じゃないだろ?」と、言うと
「い〜やっ!これだよ!」と、これまた彼が言い張るので
そのいい加減さが
「逆に潔くて面白い。」と、夫は笑っていた。
馬、犬…動物は本当にいいですねぇ…。
無条件に素晴らしい何かを与えてくれますからね…。