取材②

3月23日に書き込みした新聞取材の件。

取材内容は
「歯科治療に恐怖心を持っている方への
積極的な取り組みについて」という題材。

しかしですね…
結論から申し上げますと
途中で記者の方に
「ってゆうかさ、中止にしてよ」と、申し出た。

記者の方は20代前半の好青年。

そもそも
取材するからには
彼もある程度の歯科業界の
予習をしてくるべきだと思うのですね。

ところが彼は
全く予習をしてこなかった。

ですから取材にならない。

驚く程、無知…。

例えるなら…
野球というものの存在すら知らない人が
イチローに取材する位
トンチンカンなものでした。

私も何度か取材は受けた事がありますが
さすがに今回は10分程度でギブアップ。

以前、
「働く人をレポートする」という夏休みの宿題で
小学生と話をした事がありますが
あちらの“取材”の方が
聞いてくる内容が濃かったですな。

また相手が小学生である…という事から
私の方も「教えてあげるね」という気持ちになる。

しかし
今回は「記者」の方で
それを生業にされているのだから
そのプロ意識の欠如に呆れましたな。

私だったら
全く異業種の方の所にお邪魔して
色々とお話を伺う場合は
相当量なリサーチをして
その疑問点を伺ってみる…とかね…
自分なりに調べていく…というのが
プロだと思うし
相手の方への礼儀だと思うんですな。

私が
「もうこれ以上、話をしても無駄じゃないかなぁ…」と、言うと
「先生のお知り合いで
こういった事に取り組んでおられる先生はおられますか?」と
彼は食い下がる。

要するに私の所で門前払いされたものだから
他の先生の所に行って
「ヘンテコ取材」させてもらおう…という魂胆が見え見えなのね。

何か嫌だなぁ…こ〜ゆ〜甘え体質…。

「そういう先生は大勢おられるけれども
あなたには教えたくないね。
だってその先生方に迷惑をかけちゃうもん。」と、一喝。

しかしですね…
まぁ…彼も若いですからね…
これから勉強すればいいわけですね。

一応“取材”なるものをするからには
最低限、具体的にこういった事をリサーチしなさいよ…と、
宿題をあげた。

更に「何なら私が記事を書いてあげようか?」と、
大きなお世話発言。
ブログネタ的にもオイシイしね(←ブログ命

私って優しいわぁ…(←えーっ?!)

さて…結果的に
私にボロカスに言われた彼ですが
「もう一度、勉強してから出直してきます」と、
骨のある発言。

「そうね。是非頑張ってよ」と、エールを送った。

ホ〜ント、貴重な時間を無駄にしちゃったな…と、思ったので
彼に
「今回の事、ブログネタに使うわよ(←ブログ命×2)」と、言うと
「先生、それだけはカンベンして下さい…」と、
言っていましたけど
書いちゃったモン勝ち♬

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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