授乳

マツのその後ですが
子犬が7匹もいると
きちんと全ての子にお乳がいき届かないのでは…?
という素人判断で
「ホラ…オッパイはここだよ」なんて言って
赤ちゃんを乳首のところに移動したりしておりましたが
うまく出来ているもので
放っておいても
まんべんなく皆、お乳を吸うのね…。

基本的には静かな犬部屋で
そっとしていますが
時々見に行くと
赤ちゃん達は
お腹をパンパンにふくらませて
スヤスヤと眠っていたりするから安心。

いつまでも私の赤ちゃん犬だと思っていたマツも
しっかりと母親業を頑張っております。

器用に一匹づつ体を舐めて
子犬の世話している。







しかし
5日目になってみて
それぞれ観察していると
(子犬の区別がつく様に
首にそれぞれ異なる色のリボンを巻いて区別している。)
一番の特等席で“ドヤ顔”でオッパイを吸って
グングンと大きくなっているのが青君。

うちのスタッフは青君のコトを
「チコ先生」と、名前をつけている。

ところが“白ちゃん”は要領が悪いというか
いつも“つまはじき”にされ
オッパイにありつけない様だ。

体も他の子に比べて小さく
ミィミィとないている。

そこで白ちゃんには
哺乳瓶や注射器のシリンジで
ミルクをあげることにしている。

日曜日の午後は
私は仕事はオフでしたので
子供達に授乳しているマツの頭を膝枕で寝かせながら
私は白ちゃんに授乳…。

ある程度のところで
マツの乳首のところにそっと戻すが
他の子に押しのけられてモゾモゾしている。

仕方がないので
お腹がパンパンになるまで再授乳。

「ホント…要領が悪いなぁ…。」

うちの妹の典子の小さい頃を思いました。

母親というのは
子供に対する愛情というのは平等に与えますでしょ。

ところが
これが兄弟姉妹間になると
小さい頃というのは
「取り合い」しますよね…いや…少なくても
私の小さい頃はそうでした。

私がまだ幼稚園位の頃でしょうか…。

幼稚園から戻ると
母が手作りのおやつを作って
私と妹の典子に
「食べなさいね」と、言って
テーブルに置く。

典子は小さいから食べるのが遅いわけですよ。

おやつを食べ終わった私は
チラッと典子のお皿をみると
まだおやつが残っている。

それを横取りしちゃうわけです…私。

すると典子が泣く。

母が気づいて私を叱る…という構図。

そこで幼稚園児の私は
典子に泣かれない様に
おやつを取り上げる方法を考案したわけです。

例えばソフトクリーム。

私のソフトクリームはすぐになくなってしまうので
8割位、食べたところで
典子に「早く食べないと鳥に取られちゃうから
お姉ちゃんのと交換してあげるね」と、言って
殆ど残っている典子のソフトクリームと交換する。

典子はワケがわからないので
「お姉ちゃんありがと」と、言って
ソフトクリームを交換する。

「フフフ…簡単だな…」と、ほくそ笑む私。

ふてぶてしい幼稚園児である。

要領の悪い白ちゃんが
何だか小さい頃の典子の様で痛々しい。

約2週間で目が開くそうですね。

それまでが新生児期なんだそうですよ。

皆、元気に育ってくれるといいな。

pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
<<前月 2013年01月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives