仏壇②

こちらのブログでお馴染みのI氏からの電話。

「お前のブログを読んだけど
『ビルトイン仏壇』って何なん?!!」と、叱られた。

1月11日に書き込みしたブログで
タケの新居に仏壇を置いて欲しい…という母からの要望があり
ビルトイン仏壇という物を考案した旨を書き込みしたわけです。

決して仏壇を軽視していたわけではなかったのですが
部屋のデザインをする時に
仏壇を置く…という事を
まったく考えていなかった私が悪いわけですけれどもね。

特にI氏は有名なすごい名家のご子息で
一族の伝統というものを非常に重んじるお家柄であり
I氏の意見は当然だなぁ…と、思いました。

日本人には多い傾向ですが
私もご多分にもれず
産まれた時には神社でお参りをして
結婚式は教会であげて
死んだらお寺で…という“ごちゃまぜ宗教”の家に育った。
そもそも宗教観というのがない。

しかしI氏の言う通り
私の実家にも仏壇と神棚はあって
きちんとしていたように思う。

私なんぞはたいした家柄ではありませんが
考えてみると
今のお若い方はピンとこないかもしれませんが
私が小さい頃は例えば旅行から帰ると
歩いて30秒程の所に本家があり
祖母に
「本家に行ってお線香をあげて来なさい」と、言われて
それは私にとって
普通の習わしであったし
朝、炊きたてのご飯を
神棚と仏壇にお供えしたり
何か頂き物をすると
まず仏壇にお供えをする…というのは
当然の事だった様に思います…。

また私の育った町は
殆どが親戚ばかりが住んでいましたから
年中行事としての祭り事が多かった。

そして
本家の亡くなった曾祖父、曾祖母の話を
周囲に住む年寄りから聞いたりして
それが案外楽しくて
そうやって家というのは伝承されていく…というのは
4人姉弟の中で
私が一番わかっていたはず…なのに
ビルトイン仏壇って…。

合理性重視…し過ぎてしまっていたのかもしれませんね。

私自身が本来はそういった事に
保守的な考え方を持っていたのですが
自分で家庭を持って
自分の城を構えると
日々の忙しさに忙殺されて
亡くなった人への思いは
形ではなく気持ちだなぁ…なんて思うところがあり
小さい頃得た習慣は
気がつかないうちに希薄になっていたのかもしれません。

しかしタケの場合は子供もおりますし
今度はタケの子供達に対しては
タケが本家となるわけですからね…。

このご時世…本家だの分家だのと
時代錯誤と思う方もおられるかもしれませんが
そういった環境下で育った私は
合理性重視はいかんなぁ…と、思ったわけです。

私は散骨でいいけれども
タケには我が家の伝統は継承して欲しい。

I氏と話をしていて「なるほどなぁ…」と、思ったのは
仏壇というのは
だーん!と、仏壇として、そこに鎮座しているからこそいい。

小さい頃に本家の仏壇のある大きな部屋で
従兄弟達と寝ていると
子供心に何となく怖いんですよ…仏壇が。

ですから
悪い事をした時に祖母に
「そんな事したらバチがあたるよ!」とか
「ご先祖様に顔向けが出来ない」、言われると
これ…案外子供心に効き目があった。

いかんせん、祖母は明治生まれの人でしたからね。

ですから祖母と共に暮らしていくうちに
そうやって先祖を敬う気持ち…というのは
無意識のうちに頭の中にインプットされて育ってきたわけですな。

「そんなお前がビルトイン仏壇はないやろ」というI氏のご指摘。

母にその事を話したら
母は「さすがIさんねぇ…。やっぱり違うわねぇ…。」と、
とても喜んでいた。

仏壇か…。

早速、ネットでチェック(←何でもネットなのよね…私の場合…)

「もしや?」と思い
お得意のAmazonで見てみたら
あった!仏壇!

Amazon…おそるべし…。

何でもあるのね…。

その後、色々なサイトをチェックしていたら
驚いたのは
今時の仏壇ってオシャレな物が多いんですね。

また
モダン仏壇…。
デザイナーズ仏壇…なんてのもある。

仏壇デザイナーなる人っているのかなぁ…。

これって
イームスの家具みたい…とか
案外シンプルなデザインの物が多いのには驚いた。

「仏具セットも同時にお買い求め頂くと送料無料!!」

「送料無料!!」には
な〜んか、有り難みがないなぁ…とは思いつつ
送料無料は捨てがたい。

そんなわけで…
現在、ネットで仏壇選びをしております…。

pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
<<前月 2013年01月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives