昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
飯塚ちゃん
飯塚ちゃんという女性は
私と公私共のお付き合いの他に
タケのクリニック建設のお手伝いを色々としてくださる方で
とても綺麗で聡明な若いお嬢さん。
昨年末は
突然「お正月はニューヨークに行ってきます!」と言って
楽しんで帰ってきた様だ。
色々とお土産を買ってきてくれましたが
笑ったのがこれ!
このチョコレートのパッケージのデザイン…。
どんだけ、盛りだくさんなんっ!
引き算がないのね…。
もう…一目見て、誰でもUSA!!!!!!!!!って、わかっちゃう。
わびもさびもない…。
もう…呆れちゃう程のセンスのないセンスに
むしろ潔さを感じて
笑わせて頂きました…。
こういう彼女の狙い所がニクい。
さて…土曜日の夜は
飯塚ちゃんが遊びに来て
彼女から驚く様ないい話を聞かされて
涙が出た。
金曜日の夜に
彼女はFBである書き込みに目がいった。
3〜5歳のオスのラブラドールで
殺処分が決まっていて14日が期限だという。
群馬県前橋市。
人懐こく大人しい子なのだけれど
腫瘍が3つあるらしい。
結局、こうなると
腫瘍の手術代等かかりますから
里親探しは困難になりますよね。
飯塚ちゃんは
手術代等はフォローできないけれども
14日の期限がという事で
里親が決まるまでの間
そのワンちゃんを引き取る事を申し出たのだそうだ。
すると
そのやり取りの書き込みを目にした
Rさんという海外在住の日本人女性が
そのワンちゃんにかかる
諸々の費用は全額出します…と申し出て
尚かつ、宮崎県在住の方で
里親になってくれる方を
探してくれたのだそうだ。
飯塚ちゃんは
会社でその事を知った時に
嬉しくてトイレで泣いたという。
その会社帰りに私の所に寄ってくれて
そんな話をしてくれた。
すぐにその記事をチェックすると
確かに人懐こそうな
いい表情をしているラブちゃんで
散歩中もリードを引っ張るクセはない…との書き込みに目がいき
所謂、従順型タイプのワンちゃんで
一度は人間との信頼関係のある生活を送った経験は
あるのだろうなぁ…と、思った。
いずれにしても
宮崎県の里親さんの準備が整うまでの間は
飯塚ちゃんが預かるのだそうな。
とても感心したのは
誰か、何か…を助けるという事は
自分が出来る事をする…という事が
うまく連携したケースだと思った。
飯塚ちゃんは手術代までの経済力は現実問題として厳しいけれども
とにかく命を助けたいという一心で自分が引き取ると手をあげ
(これもとても冷静に「里親さんが見つかるまでの間
自分が預かります」と、対応している)
Rさんは自分は海外在住だから引き取れないけれども
手術代は負担する。
こういった心の豊かな人達っているんですよねぇ…。
本当に頭が下がります。
私のまわりでも豊かな人は大勢いますけれど
果たして私を含めて心の豊かな人というのは
案外…少ないかもしれません。
ですから
私が飯塚ちゃんの事が大好きなのは
そういうトコロ。
いつもはどちらかと言えば
一見、大人しい、控えめな彼女ですが
時々、驚く様な行動力を発揮する。
とても素晴らしい女性です。
色々学ばされます…。