ドイツ④

さて…
ミュンヘン2日目…。

お互い5時には起床。

所謂、ホテルの朝食って基本的には万国共通で
どこも同じで飽きてきたので
ずっと気になっていた駅構内にある
いわゆる通勤の人がちょっと寄って食べていくというお店に行きました。



私はパストラミサンドのハーフとサラダ。

こちらではポピュラーなのでしょうか…
ヨーグルトベースのドレッシングが最高で
ちょっとハマっているんです…。




タケは茹でた白いソーセージ。(ヴァイスヴルスト)

これが美味しいらしい…美味しかった。
ちなみにこれは新鮮なので、朝のうちに茹でて食べるのがいいらしい。





店員さんと毎日通う常連さんの
「やぁ…今日も元気?」的会話を観察するのも楽しい。

その後
カール門を抜けて

ルードヴィッヒ一族のヴィッテルスバッハ家の墓がある
ミヒャエル教会へ。
外観は現在工事中。



ケルン大聖堂で教会巡りに目覚めてしまった私は
こちらでも教会独特の静寂さと
重厚さを楽しませて頂いた。

カール門を抜けたこの辺りは歩行者天国になっていて
とにかく清潔。感心する。



その後、「悪魔の足跡」で有名なフラウエン教会へ。
(こちらも一部工事中)



このフラウエン教会はよかったですねぇ…。

窓がすべてステンドグラスなんですよ!
素晴らしかった!








そしてテクテク歩く事しばし…
ネオゴシック様式が素晴らしい新庁舎へ。

これは1867〜1907年に建造されたんだそうです…(タケ談)



新庁舎の前が広場になっていて
朝、早かったので人はまばらでしたけれども
サッカー少年を発見。

微笑ましい…。



そこを過ぎると
バイエルン王家のヴィッテルスバッハ家の本宮殿へ行き
中が博物館になっているので見学。




所謂、ブルボン王朝的な豪華絢爛さはないけれども
やはり宮殿内と宝物館は興味深かったです。

また
あ…そういえばここはドイツだったんだな…と思ったのは
第二次世界大戦で壊滅的だったでございましょ。

宮殿内の教会も破壊されてしまったんですね。

現在も修復中。

戦争の傷跡がここにもあるんだな…と、色々と思うところあり。


余談ですが…
こんな教会の椅子ってよく映画等で目にしますよね。

写真中央部の足元の板。



私は足掛けだと思っていたんですけれども
違うんですね。

正確な使用法はこれ。




嫌がるタケに
無理矢理にやらせてみた。

「とりあえず、アンタ、何か懺悔しておきなさいっ!」と指示。

タケにしてみれば
「チコちゃんが懺悔でしょ…どう考えてもっ!」と
反論もあったでしょうが
我が家は完全に長女である私を頂点とするカースト制がありますらね。
末っ子長男のタケには発言権無しっ!

とにもかくにも
今回の街探索も色々な発見がありました。

面白かったです。

ちなみにランチはジェノベーゼのラビオリ。
ターキーとキノコのサラダ。






結局、またイタリアじゃんか!というご指摘。

えぇ…。左様でございます。

どーも、あの…大きなソーセージを丸ごと1本とか
ドーンという分厚いお肉…という気になれないんだなぁ…。
夫曰く、ドイツも結構旨い食べ物がたくさんあるぞ…と言っていたので
探してみたいと思います。

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ドイツ③

ケルンからICEという
特急電車で南下すること5時間。

ミュンヘンに着きました。



ライン河からドナウ河サイドに来てしまいました!

車窓から眺める風景はそれはもう…素敵でしたよ。

果てしなく続く田園風景…。

そして教会を中心に集落する家々の数々…。

曇り空という事もあり
北野映画の様な
ちょっとノスタルジーな色味がいい。

森、森、森…。

しかし
重工業の盛んな国ですから
大きな工場が突如車窓に出現する…。

しかし感心させられたのは
工場自体が非常に清潔で整えられていて
森の邪魔にならない様に
うまく調和しているからすごい。

そしてどこまでも続くアウトバーン。

徹底したエコ大国というイメージ。

街も基本的にはキレイに清掃されているし
公共機関もキレイだし電車も時間が正確なのが
好感が持てる。

まぁ…とにかく
ヨーロッパは電車の移動が楽しい…♬

さて…ミュンヘンは
実は以前から興味があった街なんですね。

89年にベルリンの壁が崩壊した後
東側の人々が西側に大移動して
ミュンヘンの街が一時、空き室状態の時期があった。

そこに目を付けたアーティスト達が
こぞってミュンヘンの一角に引っ越してきたという話。

ですからミュンヘンはポップアートが盛んなのですね!

ミュンヘン中央駅の北東部がその辺り。

到着したのは午後3時過ぎ。

ホテルにチェックインして
さぁ…街の探索!と歩いてみると
「これ好き!!」というポップアートが
街のあちこちで遭遇する。












また私は最初探索したエリアは
おそらく高級住宅街と思われ
シンメトリーなモダンな建築物にも遭遇。

しかしあれなのね…
こちらの日没が午後の4時半なのね…。

あっという間に暗くなっちゃう…。

翌日また来てみようと決めた。

何か新しいアーティストとの出会いがあるかもしれませんからね♬

さて…ここ数日タケと旅をしてみて思ったのは
特に彼は「地図が徹底的に頭に入っていないと嫌!」という
強迫観念と言ってもいい程、徹底している。

ですから
「地球の歩き方」の地図を終始チェックして
「よしっ!ここの道だな…」なんて言ったりして
地図確認しているのには失笑。

「あのさ…。
正確な位置情報なんてどうでもいいだろ…タケ。
『地球の歩き方』から少しは目を離して
街並の風景とか匂いや人達を感じてみたり
歴史の世界にタイムスリップしてさ…
色々な思いをめぐらせてみるのも
重要なんじゃないのぉ?」と、私。

「う…ん。俺、そういった感性はゼロなんだよなぁ…」と、言って
また『地球の歩き方』の地図をチェックしていた。

まぁ…その徹底した事務方タイプが同行してくれるお陰で
観光地へのアクセスや
それに付随する電車のチケット購入
また現地でのちょっとした買い出しは
きちんとしてくれるので
私は呑気に
「街の匂いが…」なんて言っていられるわけですからね。

ケルンに滞在した時も
「あの店に比べてこっちの店の方が水もビールも安いからね。
俺、買い出しに行ってくるよ」と、フットワークが軽い。

ルームサービスでたのめばいいのに…と、思いましたけど
彼に全てお任せしておきました。

感性で動くタイプと
徹底した事務方タイプの珍道中…。

感性型と事務型の共通項は
「とにかく早起き」

ちなみにこちらの日の出は8時半なんですけれども
朝5時前には2人とも起きていて
準備万端なわけですよ。

早朝から動いているので
当初の予定の
「夜は飲屋さんにくり出そうね〜♬」だったのですが
結局2人とも疲れてしまって
夜の7時には就寝。

一度も繁華街に出ていない…という現状。

今日からお馴染みのかず君が合流しますが
この流れが変わるのかな…。

彼も非常に早起きとのこと。

結局3人で7時就寝…という流れは容易に想像され
「結局、飲みに行かなかったよねぇ…」という話で終わりそうな予感…。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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