昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

「主人と相談してみます…」という言葉。

よく聞く言葉ですが
これって本当に羨ましいなぁ…と思う。

ご主人に守られているんだなぁ…という感じが伝わる。

しかしその反面
自分の思い通りにはいかない…という不自由な部分もあるでしょうな。

先日も
ある専業主婦の女性がご主人に
「誰の金で食わせてもらっていると思っているんだよ！」と、言われて
本当に頭にきた…という話を聞いて
それは確かにムカつくだろうなぁ…と、思いました。

自分自身で事業をしていると
確かに「夫に相談」する必要もなく
自分自身で決断して物事を進めていくわけですが
その反面、責任も全て自分が背負わなければならないので
どちらがいいのか…と、言えば
要するに「隣の芝生は青く見える」という
無い物ねだりなんでしょうね。

さて
昨日、とても素敵なご婦人の患者さんと談笑をしていて
「そうねぇ…。だったら“夫に相談してみるわ”」と仰った感じが
とても素敵だったので
私も
「よし！今日は『夫に相談』してみよう！」と、思ったわけですよ。

さて…何を相談するか…。

相談する事がない…。

相談事探し…（←アホだよね…）

そこでふと
ネットで買おうかどうか迷っていたお洋服2点を夫に見せて
「ねぇ…どっちがいいと思う？」

ふふふ…“夫に相談”しているわ…私。

彼は最初、突然の出来事に
怪訝そうな顔をしていたが
「う…ん、そうだな…こっちの方がいいんじゃないか？」と言った。

すると私は不機嫌な顔をして
「だって千鳥格子でしょ。
同じ様な物が何着もあるじゃないの！
ホ〜ント、頭…悪っ！」

「だったら俺に聞くなよっ！
何なんだよ、突然！」

確かに彼にしてみればいい迷惑である。
突然相談されて
「頭が悪い」と、ののしられているわけですからね。

やっぱり私は
「主人に相談してみます…」と
素敵に言えるタイプではないようですな。