昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
映画
私は毎日必ず1本〜2本の映画を観る事を
習慣にしています。
時には
「これはどうも…つまらない。
観るに耐えない…」と、思っても
「決めた事だから観なきゃ…」という強迫観念か
一応最後まで目を通す。
それでも我慢出来ない程…駄作!だと判断した時は
微妙〜に早送りして最後のテロップまでいく。
そして「よしっ!今日も1日1本観たもんねっ!」と
1人納得をする。
ある種の病気かもしれませんな…。
さて…この2日間は
たいして期待はしていなかったけれど
観たら面白かった…という2本の映画に出会えた。
こんな日はとても嬉しい。
なぜ「たいして期待をしていなかった」かと言うと
タイトルが悪い。
「モンスター上司」(R-12指定)
「36回の爆破でも死ななかった男 キル・ザ・ギャング」
この2作。
「モンスター上司」って…軽過ぎますでしょ…タイトルがチープ。
Horrible Bosses というのが原題なんですがね。
3人の主人公がそれぞれの職場の最悪な上司を
殺してしまおうと、画策する…というコメディなんですけど。
3人の嫌な上司の役に
ケビン・スペイシー
コリン・ファレル
ジェニファー・アニンストンという有名どころを使い
脇役に
あのジェイミー・フォックスや
ドナルド・サザーランドを持ってきたものだから
「どんだけ贅沢な映画なん!」と、思い
興味を惹かれて観ましたけど…
これが結構面白かったですよ!
上記の5人がいなかったら
仕上がりはもう少し安っぽい
ドタバタコメディーになっていたかもしれませんがね。
やっぱり一流の役者はすごいわぁ…と
あらためて痛感させられた映画。
「モンスター上司」というチープなタイトルが
私のお気に入りに保存されましたからね…。
もう一作は
「36回の爆破でも死ななかった男 キル・ザ・ギャング」
「キル・ザ・ギャング」だけでもいいんじゃないかなぁ…。
せめて
「キル・ザ・ギャング ―36回の爆破でも死ななかった男―」の方が
いいんじゃないかなぁ…。
さて…
これは70年代のアメリカ クリーブランドを舞台にした実話で
アイルランド系マファィアとイタリア系マフィアの闘争。
アイルランド系マフィアのダニー・グリーンという実在の人物が主人公の
アメリカ版「仁義なき戦い」って感じでしょうか。
アイルランド系マフィアとイタリア系マフィアというのは
もともと仲が悪いのは有名ですが
映画「ゴッドファーザー」にもありますが
イタリア系マフィアというと
やはり怖いですよね。
このダニー・グリーンという人は
何度もそれに殺されかけるんですが
ちっとも怯まず不屈の精神で挑んでいく。
彼はアイリッシュマフィアでありながら
地元ではかなり英雄視されていたという事実があり
興味を惹かれて色々と調べてみると
例えばイタリアンマフィアに家を爆破された時も
(この時も2階の寝室で寝ていた彼は死ななかった)
近所の人達が手作業で
瓦礫を取り除いてくれたりしたエピソードがある。
彼はアイリッシュ系…特にケルト人であるという
自分のルーツにプライドと誇りを持っていたのではないでしょうかね。
彼の事…もう少し深く掘り下げて
調べていきたいと思いました。
愛車
私の車は今まではクリニックの駐車場に置いてありましたが
1年程前に自宅スペースの庭に車庫を作り
そこに車を入れる事にした。
ところがですね…
問題が発生したんですよ。
車を車庫から出せない!!!!!!!
厳密に言うと
夫は難なく出せるのですがね…
車幅感覚ゼロの私には到底無理なわけですよ。
いちいち夫に頼んで車を車庫から出してもらい
これまたいちいち夫に頼んで車を車庫にしまう…という
非常に困った状況になってしまった。
また夫は殆ど仕事で都内にいる事が多いですから
自分で車が必要な時には
本当に困る。
コンビニに行くのに
タクシーを呼ぶのも馬鹿馬鹿しいですからねぇ…。
自転車はパンクをしたまま放置ですしね。
歩いて行くにはちょっと遠い。
そこで見るに見かねた夫が
中古の軽自動車を11万円で買ってくれた。
あのですね…
軽自動車…初体験ですが
これ…最高ですね!!!
まず税金が安い。
燃費がいい。
小回りがきく。
そして…
私の大嫌いな車庫入れが楽〜っ!
特に嬉しいのは
今までは『立体駐車場』と聞いただけで
「行くのやめようかな…」と思う程、苦手でした。
まずバックからの狭い車庫入れが苦手。
その前に「発券機」という難所がある。
車幅感覚ゼロの私は
殆どの場合、車と発券機の間を広く止める。
要するに幅寄せが怖いのね。
おのずと
窓を開けても手が届かないので
すご〜く格好悪いんですけど
いちいち外にでて券を引く…という一連の作業を強いられてまいりましたが…
軽自動車はもう…ピッタリですよ!ピッタリ横づけ〜!
これが嬉しい。
またカーナビをつけたのですが
いかんせん、車両本体価格が11万円ですから
とにかく一番安いものをつけた。
この安いカーナビがいい。
ちなみに車庫に入っている
もう一台の方のカーナビは
若干、お値段の高い物がついているのですが
音声ガイダンスが馬鹿丁寧…のくせに曖昧。
「1㌔m先、右方向です…」
「700m先、右方向です…」
「400m先、右方向です…」
「200m先、右方向です…」
「右方向です…」
あ“――――――っ!うるさいっ!
だいいち
「右方向」という曖昧さが嫌。
「右折」なり「右方向に“曲がって下さい”」なり
もう少し正確にガイダンスしてほしい。
右方向と右折は違いますよね。
曖昧にする事により
万が一、間違った場合の
“責任逃れ”をしている様で腹立たしい。
官僚の質疑応答の様だ。
やっぱりお高い物は
頭もいい…ずる賢い。
その点
一番安いカーナビ君は
非常にシンプル。
「300m先、右方向です。」
「右です。」
これだけ。
最後の
「右です」と、言い切ってしまう馬鹿正直な所も
好感がもてる。
オトコもカーナビも
ちょっと無骨で不器用位な方がいい…。
「私は大手さんとは違って安物ですがね。
責任だけはきっちりと自分が取りますんで。
そこだけはプライドを持って仕事させてもらってますんで。
どーぞ!右に曲がって下さいっ!
ええっ!どーぞ!
思いっきり右へ曲がっちゃって下さいっ!」と
潔いじゃないですか!!!
そんなわけで
最近ではどこにいくにも
頼もしいカーナビ君をのせた
軽自動車が私の愛車になりました。