里親

Facebookでこの写真を発見。





福岡県のある公園の駐車場に
6月3日に生後一ヶ月程度の4匹の犬が
捨てられていたらしい。

犬達を保護している女性は
既にご自分で4匹の犬を飼っているので
「どなたか一匹でもいいので
引き取ってもらえませんか?」という呼びかけ。

FBで何人もの人がその書き込みをシェアしていたので
私ももちろんシェアさせていただいた。

よし!私も一匹引き取るか…。
福岡県となると…フライトで日帰りで行けなくはない。
私は仕事があるので
誰かに頼んで行ってもらうか…と
本気で考えた。

早速、記載されてあった連絡先に電話してみたが留守電。

スタッフの西澤ちゃんに
「日当を払うから福岡まで行ってくれない?
もちろん新幹線はグリーン車で
飛行機はスーパーシートを取るからさ。」と頼むと
快諾してくれた。

しかしワンちゃん…。
少なくても生後3ヶ月までは
母親の元で育つのが犬の為にはベストな事。

しかし生後一ヶ月となると…。

私は生後3ヶ月以下の犬は育てた経験がないので大慌て。

まず獣医さんのところで健康診断をしてもらい
子育て(?)の方法もよく聞かなきゃいけないし
哺乳瓶もいるのかしらん。
ペットシートも買わなきゃな。

カリスマドッグトレーナーの
シーザー・ミラン氏の本によると
犬というのは
母親の元で育てられながら
そして兄弟達と遊びながら
犬としての社会性を身につけるらしい。

ですから
産まれたばかりで捨てられた犬というのは
そういった社会性の勉強をしていないので
きちんと育てないと問題犬になる傾向があるとの事。

いいですよ!問題犬で!
私自身が問題児でしたからね。
問題抱えた同士でがんばろうじゃないですか!

勝手に一人で先走り
盛り上がる。

そして今日、6月6日。

朝一番にもう一度電話をかけてみた。

すると金子さんという女性が出て
「お陰さまで
全てのワンちゃんの里親がみつかりました。」との事。

あ…そうなんだ。

そして彼女は
「『FBを見て連絡しました』という方が多くて
本当に助かりました。
FBの皆様に宜しくお伝え下さい」と
仰っていた。

とても感じのいい
優しそうな女性だった。

6月3日に捨てられたワンちゃん達が
6日の今日には心優しい里親さんのもとにいる。

SNSの力って凄いなぁ…と、痛感。

色々と言われているFBですが
こういった時の口コミ力は相当だなぁ…と思いました。

毎日、沢山の犬猫達が殺処分されているわけです。

少なくてもあの4匹のワンちゃん達は
その処分を逃れられたわけですから
とても幸せな気持ちになりました。

pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2012年06月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives