昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
戦う女性
とてもパワフルな女性歯科医がいる。
まず外見が凄い。
絶対に歯科医師にはみえない。
どこかのジャズシンガーっぽい。
還暦を過ぎた現在でも
とにかくパワフルで前向き。
私は時々更新される彼女のブログを楽しみにしている。
彼女に最後にお会いしたのは10年以上も前になるが
名刺の裏の肩書きがものすごいんですよ。
よくありがちな「××学会常任理事」という肩書きの量がハンバではない。
正直「自己顕示欲の強い人なんだなぁ…」という印象を受けました。
しかし私も自己顕示欲が強いっしょ…違う意味で…皆さんもご存知の通り。
ですから、まぁ…理解出来ないわけでもないなぁ…と、思っておりました。
ただですね…
①『歯科業界における「男尊女卑」や「女性蔑視」をなくすべきである!』
②『歯科治療の保険制度をやめるべきである!』
という事を声を大にして運動されているんですよ…昔から。
そこが共感できない。
この業界…そんなに「男尊女卑」や「女性蔑視」があるのかなぁ…。
私は会社勤めはした事がなく
非常に狭い世界で生きていますから
実際のトコロは
この業界以外で不条理な扱いを受けている働く女性達もいらっしゃるのかもしれませんが、少なくても私はそういった扱いは受けた事がない。
そもそも男性、女性は関係ないでしょ。
仕事が出来ればそれでいい。
私なんぞはみるからにオッサンですが
私の友人の女性の医師、歯科医師の彼女達は
一見、線の細いか弱そうな女性達ですが
芯はしっかりしていますよ。
皆、「男尊女卑」「女性蔑視」なんて考えず
マイペースで仕事をしていると思う。
確かに、社会全体ではなく
個人として非常識な人はいますよね。
以前、駅のキオスクのレジに並んでいて
私の番になった。
すると急に60代前後の男性が割り込んできて
新聞を買おうとしたわけですよ。
もし私が女性ではなく
ちょっと怖そうなオニイサンだったら
あの男性はそういった事はしなかったと思うんですよ。
これはある種の女性蔑視。
まぁ…私がか弱い女の子に見えたんでしょうなぁ…(←みえねぇよっ!)
ちなみにその男性はレジの若い10代のオネエサンに
「きちんと並んで下さい」って叱られていましたけど…。
話はちょいと横道にそれましたが
そのジャズシンガー先生は
現在もそれらを声を大にして運動されて世間に訴えている…。
戦う人なんですね。
彼女の考えには共感できませんが
働く女性として、戦う女性として脱帽します。