オバサン

先日、新宿ルミネエストで色々と物色していた時の事。

私は若くて奇麗なオネエサンが大好きなので
ショップの店員さんと仲良くなる事が多い。

担当して下さった店長さんは
とても美人でセンスのいい女性。

気になるショール発見。

色が三色あり
ひとつひとつ自分の首に巻き
どれにしようか選んでいたら
一色「ピン」と来るものがあった。

すると彼女もすかさず
大きくうなずき「それですね」という表情をした。

その瞬間の彼女と私の間に流れた「あ、うん」の呼吸で

「あ…私、このお嬢さん…好きだな」と思った。

話をしていてお互いの年齢の話になったら
「もう…歳なんですよぉ…33歳なんです」と、彼女。

「まだ若いじゃないの」と言うと

職場では20代の子が圧倒的に多いため
30代の彼女はオバサンなんだそうだ。

こういった話は
30代40代の女性の患者さん達からもよく耳にする。

彼女達にこう感じさせてしまう環境はいかがなものか…。

いきどおりを感じる。

30代半ばのある女性の患者さんは合コンに行って年齢を言ったら
面と向かって「オバサンだね」と言われたらしい。

私も聞いていて本当に頭にキタ。

「で、その相手のオトコはどんなヤツだったの?」と聞くと

びっくりする位サエないやつだったらしい。

まぁ…そんな失礼なオトコはたいしたヤツじゃないに決まっていますよ。
中身の濃いオトコは優しいもの…。

さて
先日、あと何年かで65歳の個人年金がおりるという
女性の患者さんのHさんが
「年金がおりたら、女友達と二人でパリに短期留学しようと思っているの」と、少女のように瞳をキラキラさせて仰る。

ショートカットが似合う素敵な女性で
いつも色味を抑えたパンツスーツを好んで着られる彼女は
おそらく7号サイズだろうな。

パリの街並みがとても似合う女性だと思う。

また以前新聞で読んだ事があるが
ドイツなんぞは60代、70代の大学生は
普通なんだそうだ。

何が言いたいかというと
30代、40代はオバサンではないという事。
男性もそう…オジサンではありませんよ。

確かに生物学的機能はだんだん変化してくるのでしょうが
そんなこたぁー、仕方ないでしょ。

正面から向かい合うしかないですよ。

要するに気持ちの問題。

60代、70代と歳を重ねてこられた諸先輩方々が
ハツラツとポジティブに生きておられるのを励みに
また目標として
自分磨きを頑張りたいものですね。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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