発表会

昨夜、仕事の後のピアノのレッスン。

以前も申し上げましたが
練習曲のツェルニーの30番と一曲づつ弾いていくのと
ベートーベンの月光が課題曲。

まぁ…もちろん100点満点ではないけれど
月光は最後まで弾ける様になりました。

さて…昨夜のレッスンの後
「11月×日に発表会があるんだけれど…」

えぇっ?!まじですかっ?!

すると先生が
「でもねぇ…チコさんもお忙しいし
ほんと田舎の公民館でやるものだから…
お声がけしようかどうしようか
迷っていたのよね」と仰る。

「先生っ!出ますっ!いや…出させて頂きますっ(きっぱりっ)」

って事は…発表会で弾く曲は月光しかない…。

だってそれしか弾けねぇし…。

発表会かぁ…すごーーーーーく嬉しいっ!!!

先生がお帰りになられた後
早速何人かの有名ピアニストの月光をダウンロードして
聴きまくる。

あれって
演奏者によって全然解釈が違うんですなぁ…興味深い。

そして次に
ファッション雑誌を片っ端からチェックして
何を着るか考えた…。

やっぱりジバンシーのドレスかなぁ…と、思ったけれど値段を見て
夫がショックのあまり気絶する事が容易に予想されたので
ジバンシー風の物にしようと決めました。

そしてベットに入りほくそえむ。

場所はニューヨーク。

カメラのフラッシュをあびながら
「ミセス・チコ…今回のカーネギーホールでの演奏会は
本当に素晴らしかったですね。ニューヨークタイムズも大絶賛ですよ!」と
雑誌の記者達。

すると
三輪明宏の様な格好をした私は
煙草の煙を吐きながら
ニッコリと微笑み
「そうね…。でも私…実質的にピアノを始めたのは40を過ぎてからなのよ。
そして最初の舞台は…公民館だったわ…(遠い目)。」

「でもね…誰でも自分を信じて夢を抱いていけば
必ずそれがかなうものなのよ…」

そこで私のSPが耳打ちをする。

「あ…皆さん、これからジョニー・ディップのプライベートパーティーに
行かなければいけないのね…ですからこの辺で失礼するわ。
本当に今日はどうもありがとう」と、リムジンに乗り込み去っていく。

うひひ…楽しい…。

そんな妄想を抱きながら…
私は深い眠りにつきました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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