俳句

私の夫と
私の母は仲がいい。

時々、彼は私の実家に顔を出し
諸々話をするらしい。

「私」という人間に苦労させられてきた者同士
理解しあえるのかもしれない。

先日、夫が母に
山に数日間入った時に焚き火をしている時の話をしたようで
その話にいたく感動した母が一句読んだ。

『深山に漢寡黙に榾を守る』

深山に漢(オトコ=男)寡黙に榾(ホタ=焚き火※冬の季語)を守(モ)る

何事も俳句にしてしまう傾向のある彼女で
いつもは質より量という感が否めないのだが
今回は(手前味噌で強縮ですが)
もともと無口な夫が
独り淡々と焚き火をしている風景が目に浮かぶ様で
なかなか上手いと思った。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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