昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

スタッフの太っちょ関が
須藤ちゃんによるまつ毛のエクステをしてもらったのが先月末。

その日…
仕事の後、まず私が定期的なメンテナンスを受けて
私の後、関ちゃんがうちの自宅で初めてエクステをやってもらった。

基本的に夜はめっぽう早く寝てしまう私は
「後は勝手にヨロシクね」と言って
関ちゃんの仕上がりを見ずに
先に寝てしまったのね。

だから実際、彼女の目元を見たのは
この月曜日、仕事始めの日。

彼女の顔を見て唖然とする私。

メチャクチャ可愛いのである。

イヤ…可愛いどころの騒ぎではない。

もともとくっきり目元で鼻筋の通った
イワユル、黄金比の整った
典型的美人顔の彼女。

そこにバサバサとした豊富な量のまつ毛に
毛先がクルンとキレイにカールされたものだから…
めっちゃキレイやぁん…と、ため息。

普段は辛口のエリちゃん、トモちゃんコンビも
「お…お人形さんみたい…」と、唖然。

普段は
やれ「無駄に太りやがって」とか
やれ「暑っ！っ…暑苦しいなぁ…」とか
やれ「メバリしてみ。
美容形成外科の脂肪吸引の術前写真みてぇだな。」とか
私に散々言われている彼女であるが
この月曜日だけは
私に「いやぁ…まいった、関。マッじ、綺麗だなぁ」と、べた褒めされていた。

彼女も
「でしょう？！もうね…あんまり綺麗だから
一日中鏡を見てんの」と、ご満悦。

トコロが
「でもね…先生、私…お金が無いから
一ヶ月に一回しかメンテナンス出来ないのよ…」と、彼女。

「ってゆうか、普通はそのペースで大丈夫らしいわよ。
私はちょっと神経質だから、月に二回やってもらっているけど」と、言うと

すると関はお得意の上目遣いで
「私もそのペースでやりたい」と、呟く。

普段なら私は
「甘えんなよっ」と、切り捨てるトコロだが
今回はあまりにも綺麗なので
「仕方無いわねぇ…。
メンテナンス代…出そうか？」と、援助交際のオヤジ的に言ってみると
「わ〜い」と、大喜びの関。

しかし私は小声で
「他のスタッフには内緒だぞっ！
特に順子あたりはさ、甘え上手だからさ
“えぇ〜っ？！関ちゃんばっかりずっる〜いっ！！”とか言いそうでしょう？
そのうちこっちが
スタッフ全員のメンテナンス代を払わされるハメになるからねぇ…」と、釘を刺す。

すると彼女はニヤッと笑い
「えぇ。」と大きく頷いた。

最近何だかこの二人…、
水戸黄門に出てくる
「おぬしも悪よのォ」の
“悪代官と越後屋”的様相を呈している次第でございます。