またまた…

さて…今日はまたまた“ほぼ日手帳”ネタ。

先日、某所で夫とお茶をしている時の事。

となりのテーブルに
若いカップルが座っている。

いわゆる普通の大学生っぽい二人。

隣との距離が50センチ程しかなかったので
自然と隣の会話が耳に入る。

このオトコの子…よく喋るんですよ。

ちなみに彼は
池袋西口にあるR大学に通うA君。

A君は
同じ大学内の様々な友人の話を盛んにしているわけですね。

その都度彼女が
「へぇ…、そんな人がいるんだぁ。」と、答えている状況から推測すると
A君の語る友人達に対して
彼女はまだ面識が無いとお見受けした。

このいわゆる“友人の話”は
なかなか難しいんですよ。

例えば
「俺の友人が火星に行った」とか
「俺の友人がアフリカで素手でライオンと戦った」とか
こちらがビックリする様な話であれば面白い…けど

例えば
「俺の友人はカレーが大好物なんだよね」とか言われても
会ったことのない相手なわけだから
全然面白くない。

だからどうしたの?と、言いたくなっちゃう。

そしてこのA君の友人の話が
もうイライラするほど…つまんねぇ。

あまりにもつまらないので
逆に面白くなり
恒例の“ほぼ日手帳”を取り出し
さっそく彼の話をちくいち書き留める。

ついでにお顔もスケッチさせて頂いた↓
IMG_3289.jpg
(ちなみに口腔内も若干気になった点がいくつかあったんだけど
それは専門的になっちゃうので省略します)

「俺の友達のTがさぁ…学食に行く度に
女の子をナンパするんだよね」

「俺の友達のHがさぁ…居酒屋に行く度に
他のお客と喧嘩になるんだよね。
“表に出ろよ”って感じで。ワイルドだからさ。
ま、俺も仕方が無いからつきあうけど」

「俺の友達のJがさぁ…女の子と付き合っても
すぐ飽きちゃうんだよね。
どんどん彼女を変えちゃうんだよ。」

一体全体彼はそんな話をして
自分の何をアピールしたいのかなぁ…。

『俺の友達』と称する方々に共通しているのは
オンナにもてて喧嘩が強い。(ホントかどうか知りませんがね)

「そうゆう連中と付き合っている俺って(A君)ワイルドなんだよ」
って事を主張したいのかなぁ…。

ってゆうか
A君のキレイにファイリングされて
ツヤツヤに整えられた爪先と
細長い指先をみると
とてもじゃないけどワイルドって感じはしないけどね。

そして最後に
唯一彼が自分の事を語ったのは
「俺って意外とジェントルマンなんだよ」

これには失笑しましたね。

ジェントルマンの本当の意味、知ってんの?

呆れる。

って事は
散々友人の話をしてきたのは
オンナ癖の悪い喧嘩っ早い連中の中で
唯一俺(A君)はジェントルマンなんですよ…って事を
アピールしたかったって事だな。

アホくさ…。

そんなA君の話にいちいち大げさに驚いてみせて
相づちを打つ彼女に
むしろ感動しましたね。

ちょいとオツムの足りないタレントの話を
熱心に聞くふりをする
レポーターの方のような風格さえ感じました。

偉いっ!

私だったら絶対無理。

余談ですが…
そもそもワイルドな男性といのは
野生的な部分の他に
知性と品格そして信念みたいなものを
兼ね備えていないとダメだと思うのですよ。

ワイルドだけならターザンでしょ。

ちなみに
私にとってワイルドな男性は?と聞かれれば
チェ・ゲバラですかねぇ…。

特にスティーブン・ソダーバーグ監督の
ベニチオ・デル・トロ演じるチェ・ゲバラは最高。

ベニチオ・デル・トロが私の好みのタイプの男性ですからね。
世界一セクシーなオトコですよ。

そしてジェントルマンといえば
白洲次郎でしょうなぁ…。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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