レアな小物

以前このブログで、3年間袖の通していない洋服は処分する…
例えば80年代に我々が着ていた服を
現在80年代ブームとはいえ…今、それを着ると何となく野暮ったい。
ですから「いつかは着るかも…」と、取っておいても
絶対に着ないわけですから
どんどん処分していかないと部屋が片付かない…という旨のお話をいたしました。

しかしいくつか例外があるんですよね。
それはさらに時代がさかのぼり
60年代の物になると…話は変わってくる。

この頃は仕立て屋さんでオーダーした物が多く
大量生産のそれとは違うので
縫製も手作業で丁寧。

特にボタンがすごい!大変手の込んだ細工が施されていたりして
それだけでもワクワクする。
ですからボタンだけは外してとっておいて
Tシャツに縫い付けたりしても可愛い。

ちなみに私は母の学生時代のPコートは今でも愛用しているし
お嫁に来る前に作ってもらったというコートも現在も愛用中。

また先日他界した治代おばちゃんが着ていた40年前のワンピースなどは
柄もデザインも彼女のものらしく非常に斬新でオシャレ。
彼女の生前に見せてもらったとき
あまりにも素敵なので頂戴してきました。

ただ身長が高く、手も足も長かった彼女のそれは
全て私サイズにリフォームして
肩のラインもちょっと変えてもらいました。

しかしこのリフォーム代も
一着あたり2万円以上はかかりましたからぁっ!!!(T_T)
よっぽど気に入ったデザインであるとか
思い入れがあるものでないと…。

その治代おばちゃんの姉の貴美子おばちゃんから
先日
「シャネルの時計なんだけどね
ここ何年も使ってないのがあるんだけど
よかったらちこちゃんに使ってもらおうかなぁと思って。」と、電話をもらいました。

「もしかして、ゴールドのプルミエール?」

やはりそうだという。
電池がきれてしまいそのままにしておいたものらしい。

ゴールドタイプのそれは80年代にはものすご〜〜〜く流行ましたよね。

あまりにも流行りすぎて今更ちょっと…と、思いきや
現在はゴールドのプルミエールは製造されていなので
“結構価値がありますよ!”と、沖縄シャネルブティックの町田さんが教えてくれた。

そんなわけで先日シャネル銀座に持っていって
電池交換をお願いした。

するとショップの方が
「最近はゴールドのプルミエールのお問い合わせが結構あるんですよ。
でもこれは本当に状態がよろしいですねぇ…」と、驚いていた。

貴美子おばちゃんらしく、丁寧に使っていたのであろう。
IMG_2895.jpg
ゴールドのプルミエールをモチーフにしたデザインのベルトを
リンジー・ローハンがしていたのを
先日雑誌で目にしましたしね。

ですから
いつかまたブームがくるかも…というレアな“小物”に限っては
とっておいてもいいかもしれませんな。場所をとらないしね。

例えば私が中学生時代に購入したストーンズのロゴの形のベルトのバックル。
これ…今かなり使えます。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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