初体験?!

今朝。
気持ちのいい朝。
いつもの様にランニングをしている時の事。

音楽を聴きながら走っているので
全く周囲の音は耳に入らないわけですから
本当に自分の世界だけ…というか
周囲の状況に全く注意を払っていない状況下での出来事。

いきなり私の右側を
物凄いスピードで追い越していったランナーに遭遇。

本当にビックリしちゃったわけですよ。

しかし
暫くしてハッと、我に返り
そのランナーの背中を思いっきり睨む。

「ち…ちくしょう…。私を抜いたわねっ!いい度胸してんじゃんよぉう!」

赤いジャージを着た20代前半の男性。

かなりのキャリアがあるのか、とにかく速いのなんのって…
負けず嫌いな私は
必死に相手に追いつこうとペースを上げても
全然かなわない(当たり前ですっ!)。

クヤシイ…。

その時
iPodから流れるツェッペリンの『天国への階段』の
アコースティックのイントロ…。

よけいに凹む。

まだランニング歴数週間ですが
走行中に人に追い越されるのって
本当に嫌なものですねぇ…。

考えてみると
学生時代…
短距離はリレーの選手だったし
長距離のマラソン大会では
必ず仮病を使ってサボっていたし…。

要するに私は
走っている時、人に追い越された経験が今まで無いのよね。

どんどん相手の背中が遠のいていく時のやるせなさを初めて知り
何事においても自信超過剰の私も
さすがに落ち込みました。

そしてあらためて
自分はランナー人口ピラミッドの
最下位に位置しているんだなぁ…と、遅くなりましたが
思い知らされたわけですね。

家の駐車場につくと
クールダウンの為のストレッチをしながら
クィーンの曲に合わせて
「ウィ〜ア〜ザ、チャ〜ンピオ〜ンズ♪
ウィ〜ア〜ザ、チャ〜ンピオ〜ンズ♪」と熱唱しながら
「私ってグレイト〜ッ!」と、自画自賛するのが日課となっておりましたが
さすがに今日は「チャンピオン」という単語が鼻につく。

だって…チャンピオンじゃねぇし…。
最下位だし…。

「iPodの曲、ちっと変えんべ」(※「iPodの曲を少し変更しよう」の意。−群馬弁―)と、
小さくつぶやく私なのでした。

pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
<<前月 2009年04月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives