昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

うちのスタッフの映画倶楽部ですが
彼女達は最近ではほぼ毎日１本観るようになり
私としても、せっせとDVDの調達をしている毎日でございます。

時々間違って
英語版を買ってしまい
「先生…字幕がありませんでした…（涙」というミスもあったりして
「えぇっ？！！マジでぇ？！！」と、
慌てて返品して買い直したりしておりますが

部員（？）の平井ちゃんなんぞは
普段は口数の少ない子なのですが
「もう〜っ、めっちゃ良かったです！！！！！」と
感想を事細かに伝えてくれたり

もともと映画好きの吉田ちゃんの
主人公のモノマネにも笑う。

最近は新井ちゃんも見始めました。


とにもかくにも
スタッフの嬉しそうな顔を見るのはいいものです。

私の好きな作品の一つに
ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの
２大女優共演の
「あるスキャンダルの覚え書き」がありますが

先日は平井ちゃんがことの外、その映画に感動しておりまして
映画冒頭のケイト・ブランシェットの抑えた演技からの
最後のケイト流真骨頂とも思わせる迫力ある演技に
大ファンになったそうな。

となると
ケイト・ブランシェット物が観たい…となるので

「はい。彼女の作品は全てご用意がございます」と
TSUTAYA顔負けの対応をさせて頂いている今日この頃でございます。

さて…部長（？）の吉田ちゃんが
「先生、時々は課外活動もしたいですね」と、提案。

なるほどぉ…確かに映画館に行って観るのもいい。

しかし
私の仕事終わりが21時であるという事と

彼女達はお子さんがいらっしゃいますから
21時過ぎに出かけるのも無理。

そこで我が家の２階で映画鑑賞をしてもらいました。

比較的TVが大画面であるという事と
リクライニングのソファがとても座りやすいので

”自宅DE映画鑑賞会”をやりました。

となると
必須となるポップコーンも自家製で。

バターの代わりに
ガーリックの香りを移したオリーブオイルと
塩胡椒とバジルで味付けするのが私流。





肝心の映画セレクトですが

映画倶楽部顧問の私としても色々と考えてみましたが

例えば
私の好きな作品で最近の物では
「ペーパーボーイ」や「悪の法則」という類の
イワユル好き嫌いが分かれてしまうものはダメですね。

また名作中の名作だと勝手に思っている
「パルプフィクション」「レザボアドッグス」等のタランティーノ物
「タクシードライバー」「グッドフェローズ」等のスコセッシ物
「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」等の
デニーロとアル・パチーノ系のギャング映画物
私にとっては神と言っても過言ではないウッディアレン物

これらは
果たして、彼女達はどう感じるか…。

特に新入部員の新井ちゃんが心配。
殆ど、映画のビギナーなのですな。

となると

比較的万人ウケして
ド派手で迫力があって
全く難しく考えなくてもいい
エンターテイメント性だけ重視…というものがよろしいかと思い

ジョントラボルタの悪役が最高な「ソードフィッシュ」か
映像がとにかく派手な「グランドイリュージョン」で迷いましたが

３人に予告編を見せたら
多数決で後者に決まり。

現在、２階で鑑賞中の３人でございます。

楽しんでくれるといいな…。

前回の続き…。

老後の海外移住計画もすっかり飽きて
今度はシニアマンションなるものをチェックしておりました。
（↑何をやっているんだよ！）

母と同じ世代の患者さんにその話をしたら
「先生、まだまだ若いのにぃ」と、笑われましたが
案外、心配性の小心者なんですな。


さて…思いましたのは
お金がかかりますねぇ…シニアマンションて。

銀座のとあるシニアマンションは
65歳から入居可能で
まず入居費用として5000万から12000万程が前払い。

管理費として
1人の場合は、月額17万円程で
2人で25万。

食事が別途で月額1人９万円。

1人で計算してみた。

65歳で入居して85歳まで。

管理費と食費だけで6240万円。
2人だと１億ちょっと…。

前払いの入居費用と合わせると2億円程必要になる。

また別途で
マンションの維持管理費用がかかるし
光熱費等はもちろん別途実費である事と
ネット料金、もちろんWOWOWも実費。（←WOWOW命

また所詮、マンションですから
シニア向けマンションと言いつつも
介護サービス等が不十分である…というのがデメリットですな。



こうなると

「ホテル暮らしの方が安いわよ」というゆうこ先生の言葉を思い出す。




ホテル暮らしというと
とてもお金がかかるというイメージがございますが
計算してみると案外そうでもない事が判明。

まず光熱費等は宿泊代に含まれておりますし
基本的にはWi-Fiは無料完備ですよね。

またシャンプー等のアメニティーグッズも含まれておりますし
毎日、掃除をしてくれるというのもいい。

また、固定資産税もかからないし
住民票の住所は勝手にホテルにしちゃっていいらしい。

郵便物も届くそうだ。

住民税は？…これは弁護士の稲ちゃんにきいてみますけれどもね。

食事の問題がございますが
最近では長期滞在者向けにキッチンもついていたりするんだそうですよ。

例えば
朝食がバイキングタイプの所で
胸焼けがする程、お昼の分までガッツリ食べて（相変わらず、発想が卑しい…）
夜だけ、外食するなりキッチンで作るなり…という感じにしてみる。

そして肝心のホテル選びですが
例えば、本来なら
やれ、リッツカールトンだのペニンシュラだのマンダリンだのと言ってみたいけれども
あえて…というか現実的にアパホテルにしましょうか…。

露天風呂もついていますしね。

一泊朝食付きで約6000円とすると
月額18万円

65歳から85歳で計算しても4320万円。

他の諸経費無しっ！！

シニア向けマンションより断然安いな…。


な〜んていう計算をしておりましたが

ふと我に帰ると
私から仕事を取ったら何も残らないんですなぁ…。

出来る事ならギリギリまで現場で働かせて頂きたい。

そう思うと
私は何を検索しまくっていたのだろう…と、
バカバカしくなり
PCを閉じました。

さて…私は
時々、周期的に海外の不動産物件を検索する事がある。

イタリア、スペイン、ギリシャ…その辺りの一戸建てをチェック。







完全に現実逃避ですな。




庭のテラスに座っていると
ゆうこ先生が、庭の木に出来たオレンジを摘んできて
「今日はこんなに採れたから、オレンジジュースにしようか」と、言うと

私が「うん。それにウォッカを入れてよ」

するとゆうこ先生が嫌な顔をして
「飲み過ぎだよぉ〜！」なんていう会話を想像してみる。

我々には
老後、互いの連れ合いが万が一亡くなってしまって
一人になったら一緒に住む…という
配偶者達にしてみれば
全くもって縁起でもない予定がある。

「というわけで終の住処は海外にしようよ」と、言ってみるも

彼女の「えぇっ？！！絶対に嫌だよ。
どーせ、１週間で飽きるわよ。」なんていう会話も
恒例になっている。

現実的な彼女は
「あっちで暮らして何をするわけ？」と、言うので

WOWOWとHuluとNHKオンデマンドをネットで観る…と、言うと

「今の生活と一緒や〜ん！」と、笑われた。

日本が一番！というのが彼女の口癖。

この週末も矯正治療で彼女は来ておりましたが
「一人で暮らすのはいいけど
毎日、電話をかけてこないでよね！」と、釘を刺された。

今でも、かなり頻繁に彼女に電話をするのが常ですが
これ…海外で独り暮らしとなると
寂しすぎて、毎日彼女に電話するしかありませんからね。

先を読まれておりますな。

やはり…日本が一番でしょうなぁ…。

また友人、家族が近くにいるというのは
一番大切な事ですからね。

しかし…
素敵だなぁ…と。





こんな所でWOWOWが観られたら最高だなぁ…。（←結局、WOWOWかよっ！