今朝の事

今朝、目を覚まさし
いつもの様にジャスミンティーを飲みながら
(ジャスミンティーはウソ。昆布茶ですな。)
ふと、思った…。

娘時代って
私の時代ですと
竹内まりあ…とか
Misia…とか
オリビアを聴きながら…とか
まぁ…その辺のスローな失恋の曲をわざわざ聴いて
何となく涙がポロリ…ってのがあったなぁ…と。

試しにMisiaを聴いてみた。

「眠れぬ夜は君のせい」

♪今夜夢の中どうか会いに来て
その願いがもし叶うなら…♪

まぁ…相変わらず
歌が上手だなぁ…とは思ったのですが
娘時代の様にグッとこないのね。

挙げ句の果てには
TVのリモコンをマイク代わりに
口パクでモノマネを犬たちに披露してみたりした。

朝の支度もございますので
バカバカしくなり途中でやめた。

だいたい娘時代に涙するというのは
失恋絡みが多いと思うのですな。

先日も20歳の患者さんが
「彼氏が出来たんですけどぉ〜♪
彼以上の人とは二度と出会えないと思う」と、言うから

「そう思うのは今だけよ。
たけのこみたいに、どんどん出てくるわよ…そういう出会い」と、言って笑った。

しかし
私も昔はそう思って涙したんかなぁ…。

いつからこんなに図太いオバサンになってしまったんだろ。

そもそも涙する…というのは
映画を観て…ぐらいでしょうかねぇ…。

特に、犬が出るやつね。

そんな事を考えながら
ジャスミンティーをもう一口飲んだ。
(だからジャスミンティーじゃないよね?)

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シンデレラストーリー?

「私の同級生なんだけどね…」と
知り合いの女性Kさんから聞いた話。

30年余り連れ添ったサラリーマンのご主人が病気で他界して
数年が経ったある日。

アメリカ大使館から
「あるアメリカ人男性があなたとお会いしたいと言っています」という電話が
彼女のところにあったらしい。

彼女は「はぁ?」と、晴天の霹靂で
一体何のことか…と、思っていたら
彼女が独身時代に会社に勤めていて
その会社の取引先の関係者にアメリカ人男性がいて
数日間、仕事で顔を合わせた事があったなぁ…と、思い出したんだそうな。

しかし
当時の会社というのは
女性がバリバリと働いて…という環境ではなく
お茶を出したり
書類を渡したりする程度で
殆ど、その男性と接点がなかったそうです。

さて…そのアメリカ人男性ですが
アメリカに帰国した後、起業して
もうそれはそれは大成功したらしい。

ニューヨークのご自宅の他に
モナコやら
「イタリアの何て言ったかしらね…。
高級別荘地らしいのよね」と、Kさんが言っていたので
おそらくコモ湖だと思う。

また自家用ジェットも所有してという
大富豪になったらしい。

その男性は
30年以上前に会った
その日本人の彼女に一目惚れして
ずっと忘れられず
自分は他の人と結婚して(その後離婚)も
彼女のことは常に情報収集して見守っていたらしい。

結局、彼女はご主人が亡くなって独りになったので
アメリカ大使館経由で連絡をとってきたのだそうな。

「本当にアメリカ大使館なんかな…。
そんな私用で動いてくれるのかしらん。
大手の探偵事務所じゃないのかなぁ…」とも思ったが
その辺はスルーした。

肝心の彼女ですが
最初は困惑していたけれども
彼が何度も日本に足を運び
その都度、会うようになって
結局、結婚する事になったんだそうです。

Kさん曰く
「色々と宝石なんかもプレゼントされて
みるみるうちにあか抜けていったのよねーっ!」と、言っていた。

マリア・カラスが生涯愛した男性の
船舶王、オナシスは
ケネディ大統領元夫人のジャクリーヌと結婚しましたけれども
オナシスがジャクリーヌを口説き落とす為に
「毎日バケツいっぱい分の宝石を送った」という逸話があったりしますが
やはりハンパじゃない経済力というのは強いのでしょうかね…。

さて…
その女性ですが
渡米して豪勢な暮らしをしながら
幸せに暮らしましたとさ…という話であれば
シンデレラストーリーなのですが

結局、数年で離婚して帰国してしまった。

理由は
言葉の問題と
する事が全くない…という事らしい。

お得意だったお料理やお掃除も
きちんとメイドさんがいらして全部やってくれますから
身の置き所がなかったそうですよ。

2013年に公開された
ウッディ・アレンの映画
「ブルージャスミン」の主演でケイト・ブランシェットが演じておりますが
結局、リッチなご主人のいい奥様の定義って

美を保つ為に労力を惜しまず
洗練されてウィットに富んだ会話が出来て
チャリティー熱心で
しょっちゅうおこなわれるホームパーティーを
ホストとして完璧に仕切る事が重要であって

我々の感覚でいういい奥さんの定義…例えば
夫をたてて
家事がきちんとこなせて…等の要素は
あまり必要なかったりする場合も多々ありますから

おそらく彼女の「身の置き場がない」というのは
そういう事なんかなぁ…と、思ったりした。

しかし…
30年以上も
一度だけ会った女性の事に思いを馳せる…というのは
すごいですねぇ…。

そんな大富豪から連絡があったら私だったらどうしよう…❤
(↑また妄想癖が…)

そういえば…
10代の頃に南ア出身のブロンドの
Tim L君に告白されたよなぁ…と思い出し
(ホントですってば!!!)
FBで調べたら…いた!!!

けど
絶句する程のただのオッサンになっていて
(己がただのオバサンになっている事は棚にあげて)
「チッ…」と、苦々しく舌打ちしてFBを閉じた。

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ションダ・ライムズ節

A:「マイクと別れたのよ」
B:「ディビッドと離婚したのよ」
A:「え?!そうなの?!」

この会話に非常に違和感を感じるんです。

ションダ・ライムズの製作脚本のドラマには
比較的この類の会話が多い。

特に米の人気ドラマ
グレイズアナトミーや
プライベートプラクティスを観ていると
多々出てきますね。

古いお話ですと
セックス・アンド・ザ・シティの
ドラマ版でも
こういう会話が多かった。

A:「マイクと別れたのよ」
B:「デイビッドと離婚したのよ」
A:「え?!そうなの?!」

Aさんが
マイクと別れたという
一大事を報告しているにも関わらず
Bさんは
デイビッドと離婚したと言う。

マイクの件はどうでもいいのでしょうか。
自分勝手な会話の持っていきかたの様な気がします。

通常であれば

マイクと別れたと聞けば

「え?そうなの?
一体何があったの?」と、相手の話をしっかり聞いてから
「あらそう…。大変だったんだね。
実はね、私もデイビッドと離婚したのよ」と、いう流れの方が
私にはしっくりきますね。

自己主張のしっかりした
アメリカだからなのかしらん…とも思いますが
あちらのお友達にはそういった方は殆どおりませんし
むしろ私自身が
「チヒロ程、自己主張の強い女はいないわね」と、
言われる位ですから

あのしっくりこない会話のやり取りは
ションダ・ライムズ節なんかな…とも思ったりする。

さて…
先日、ある打ち合わせの場で
このションダ・ライムズ節の女性とお話する機会があった。

ちょっとした化粧品の雑談をしている時に

「やはりマスカラはヘレナが一番ですかねぇ…」と、言うと

「この間、キャンプをしたんですよ」

えぇっ?!!!!

マスカラの話は…?

まぁ…今後、お会いする事もないので
私には全く興味のないキャンプの話を
楽しく(?)伺いました。

とても貴重な(?)体験を致しました。

「人の振り見て我が振りなおせ」

私もよく喋る方なので
気をつけようと思いました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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