昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
事務仕事
ここ最近は事務仕事が多ございまして…
昼休みも返上して
PCに向かって打ち込みをしておりました。
全くそんな風に見えないのはわかっているのですが
案外…私は神経質でございまして
やる!!!と、決めると
もう…ハマってしまうんですね。
徹底的にやる…ので
好きな映画も観ずに
落語も聞かずに
長電話も殆どせずに
事務、事務、事務と、事務っておりました。
この神経質は
学生時代のテストの資料作りの時もそうでして
書きなぐってあるノートと
教科書をもとに
テスト勉強用の資料を
清書するのがテスト前の習慣でした。
PCが普及しておりませんでしたから
手書きですよね。
また教科書をコンビニでコピーして
切り取って資料に貼付けたりね。
こういった作業が案外好きでした。
学年には必ず何人か
こういったテスト対策資料を作る人がいたんですけど
人のものが信用できない性分なので
まわってきてもあまり見ない。
また
作るんだけど「絶対にテストに出ない」という資料を作る
痛いヤツもいたりする。
この“痛い彼”はとてもいい人で
仲が良かったものですから
テスト前になると
友人の家をまわってポストに作った資料を入れてくれるのね。
そしてご丁寧に電話をくれて
「資料を作ってポストにいれておいたよ」なんて報告してくれる。
「ありがと」なんて言って
一応、目を通す。
絶対にテストに出ないから
自分が作った資料と照らし合わせて
彼のそれが載っていたりすると
削除できるんですね。
そういった意味では
非常に助かりました…暗記する量が
少しでも少ない方がテスト勉強は楽ですからね。
案の定、痛い彼は
毎回再試験でしたけれども
無事卒業され、今ではむしろ非常に勉強熱心な優秀な先生で
色々と治療のアドバイスなんかを頂戴する。
これが
学校の勉強と
臨床の現場での違いなんでしょうな。
話がちょっとそれましたけど
ここ数日の“事務って”いた間、
学生時代の資料作りの様で楽しかったです。
それも今日の昼休みで終了いたしまして
明日から、またHDにたまった映画を観ようと思います。
保護観察処分中…
犬は大声で叱ったり怒鳴ったりしてもだめなんですよね。
悪い事をして現行犯であれば
「ダメ」と、言って
イワユル威厳を持って注意する…と、ある。
確かにこの
威厳を持って「ダメ」というのは
非常に効果があるのはわかっているし
犬もやめるんですよね。
また現行犯でなければ
叱っても仕方がないので
例えば靴をかじられたりしても
泣く泣くボロボロになった靴の残骸を片付け
せいぜい恨めしい顔をして
犬(マツ)を睨みつける程度。
本人(本犬?)はシラ〜ッとした顔をして
TVなんぞを眺めているから苦々しい。
特にマツには
色々と煮え湯を飲まされましたが
やっぱり可愛いものだから
例えば靴をボロボロにされた夜なんぞも
ひざの上にのせて顔をみて
垂れた耳を持ち上げて
「コーギー♡」なんて言って
遊んでしまうのね。
しかし…先日はキレた!!!
引き出しを開けて
お財布からお札を出して
ボロボロにかじってあった!!!!
部屋中に散らばっていた紙幣(って程の数ではないですがね)
あれは現行犯ではなかったですが
「マツーーーーーーッ!!!!!
ちょっと来なさーーーーーーーいっ!!!!」
激怒ですよ…激怒!!!
さすがのマツも神妙な顔(?)をしていて
「ふざけるな!!
もう…ずっとフセをしていなさいっ!」と、言って
お財布を見せて「ダメ!」と、連呼。
しばらくフセをしておりましたが
飽きちゃうんでしょうな。
動こうとすると
「フッ!!!!!セッ!!!!!」
ボロボロになった紙幣をセロハンテープでつなぎ合わせ
銀行で取り替えてもらう予定…。
まったくもう…。
飲み込んではいないだろうな…と切に願うしかない。
ちょっと叱り過ぎたかた…と
翌日様子を見ていましたが
元気なようで
相変わらずのおてんばぶりを発揮していた。
しかし
お財布をわざと置いておくと
よけるのね。
しかしこれだけでは信用できませんからね。
私が部屋にいない時にイタズラをしますから
引き出しに財布を入れて
メモ用紙を入れておいた。
尚かつ、引き出しも開けておいた。
無事。
翌日は引き出しを閉めてみた。
無事。
しかし…
あのオンナだけは
時々、「えぇっ?!!!」という事を
しでかしてくれますからなぁ…。
もう崩れ落ちて泣かされた事が何度もある。
保護観察処分中でございます。
太鼓持ち
「太鼓持ち」を辞書で調べると
「宴席に出て客の遊びの興を添える事を職業とする男性」とある。
昭和の終わりの頃にも
まだ何人かは太鼓持ちを生業とされるお方がおられたそうですが
現在はいらしゃらないでしょうなぁ…。
この太鼓持ちというお仕事は
非常に頭の使う難しい難しいご商売だったと思います。
ある種の芸でしょうな。
落語にはよく
お座敷遊びに太鼓持ちが登場する。
お客様の目的は
女性とお酒ですから
この太鼓持ちというのは
邪魔にならないようにしなければいけませんからね。
あまり出過ぎるとうるさくてしょうがない。
かといって、黙っていては商売にならない。
その場の空気を上手に読み取りながら
お客様を持ち上げてご機嫌をとり
その場を盛り上げる。
「ふぅん。お前はなかなか面白いヤツだねぇ…」なんて言われて
お足(お金)を頂戴するわけですね。
それで生計をたてる。
「太鼓持ちは手銭で飯を食わない」と、言ったそうですが
つまり自分でお金を払って飲み食いする様な太鼓持ちは
プロの太鼓持ちではない…という事なんでしょうね。
一般的に太鼓持ちというと
「まったくあいつは部長の太鼓持ちで…」と
上司に媚びたりお世辞ばかり言って鼻持ちならないヤツという
マイナスイメージが多いですが
これ…本来の太鼓持ちは
空気感と申しますか、
イワユル、間の読める頭のいい人でないと
勤まらなかったろうなぁ…と、思います。
そういったプロの太鼓持ち同席のお座敷遊びは
さぞかし楽しかったろうなぁ…と、Googleで調べていたら
何と!
太鼓持ちの会社があった!
サービス内容を見てみると
個人向けと法人向けがあるのね。
個人向けサービスには
例えば
◎HPの掲示板に、さも1日に1000人の人が見ている様に
大量に書き込みをする。(月額10000円)
◎周りに友達がなく自分の存在価値を見いだせなく
もう死んでしまおうか…とお考えの方に
太鼓持ちがご一緒して「あなたは1人ではないですから」と思わせてくれるサービス
(1日52500円+危険手当52500円)
法人向けサービスには
例えば
エコノミープランとして
月〜金曜日の15:00〜18:00の間に社長様に付き従い
社長様が思いついた企画をとにかく褒めちぎり
やる気をおこさせる(月額150000円)
へぇ…こんな会社が本当にあるんか…と
会社概要を見たら
どうも冗談のようだ。
だって代表がこれ↓
よくよく見たらサンプルページでした。
「ふむふむ…。
このエコノミープランは悪くないな」なんて
ほんの少しでも脳裏をよぎってしまった自分が恥ずかしいでございます。