平均寿命

先日、こちらのブログでお馴染みの
美人女医のM先生との3時間に及ぶ長電話。

(最近のブログ…電話ネタ多し…。
趣味電話特技長電話なのでね…。)

彼女との電話は久しぶり…と、言っても
2週間ぶりなんですがね…。

大爆笑しながら盛り上がった。

さて今回の電話で
「最近…『死』という事を意識する事ない?」と彼女が言った。

彼女は40代なのだが
お母様を癌で早くに亡くされているので
やはり自分の寿命も考えるという。

もちろん私も考えるわよ…と、答えた。

すると「人間ドックを受けない?」と彼女。

「あのさ…①病気②人間ドッグ
この2つの内容が会話に出るようになったら
我々はいわゆる次世代モードにステップアップした…という事ですよ!
その次の世代は①病気②お墓の話 に移行していくらしいわよ。
だって我々も、昔は
いわゆるイケメンネタで盛り上がったでしょう?!」と
付け加え大笑いした。

前回のブログでも健康診断の話を書き込みしましたが
石器時代…人間もいわゆる自然界の一部の生物として
他の生物と生きていた頃
人間の平均寿命は30歳以下だったそうですね。

殆どの死因は肺炎だったという。

しかし人間の脳は他の生物より発達していたため
火をおこして暖をとる事を学ぶ様になったりとして
だんだんと寿命がのびて
現在では80歳を越す時代になった。

もともと平均寿命が30歳だった…というのは
女性の初潮を考えると納得がいく。

13〜15歳で初潮をむかえ
交尾をして出産をする。

その子供が
13歳〜15歳になる頃には
親は30歳位になる。

この段階でDNAは次世代に受け継がれるわけですから
30歳が平均寿命だった…というのも
つじつまが合うなぁ…と、思った。

ので!
最近では私は
人間は30歳を過ぎたら余生なんだなぁ…なんて思う事がある。

ましてや私の様に不摂生な生活を送っている人間が
人間ドックなんぞを受けてしまえば
もう…悪い所だらけでしょうなぁ…。

「そんなわけで人間ドックは気が進まないわね」と、言いつつ
ブログネタ的にはオイシイと思った(←ブログ命)

そこで弟のタケに言って
手配してもらおうという事になった。

「一泊二日…どうせ泊まるなら
VIPルームがいいわよねぇ…。
専属の若いインターンを2人ピックアップしてもらって
色々介助してもらってね!
あ…それから
胃カメラとかのんでいる時も
写真撮影だけはしっかり頼むわよ!(←ブログ命)」

そんな長電話が楽しい今日この頃です。

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健康診断?!!!!

仕事柄、色々な業者さんから
「先生も相変わらずお若いですね」とか
「お綺麗ですね」的なお世辞を言われる機会が多い。

これ…あくまでもお世辞なんですがね。

まぁ…私という人間は
人にお世辞を言われると
真に受けるという素直(?!)な性格なので
どんどん付け上るという性質も持つ珍生物。

そして昨日
こちらのブログでお馴染みの
古き良き友人であるI氏との電話で
「まぁ…私って案外イケてるじゃ〜ん」みたいな発言をしたわけですよ。

すると彼は
「いや…全くイケてないやろ」とズバリ。

そして更に
彼と昨年末
2人で(こちらのブログでもお馴染みの)沖縄の稲ちゃんの所に遊びに行った時、
私と久しぶりに再開した時の事を付け加えた。

「久しぶりにお前に会って
老けたなぁ…と思ったのと
(所謂、マツコデラックス並みのつけまつげの)厚化粧が下品やな…と思った」
との事。

「………。」

絶句ですよ…絶句。

それでも何とか気をとりなおし
「えぇっ?!マジで?!!
マジでそんなに老けた?!!
おまけに下品?!!!」と、食いつくと

「マジやで」と、即答。

彼は常々
「裸の王様になるな」と
私にあえて苦言を呈してくれるという
とても有り難い貴重な友人なので
いつもは「いばりんぼう将軍」の私も
彼の言う事には素直に耳を傾けられる。

夫も
「チコは俺の言う事は聞かないけれど
Iさんの言う事はよく聞くから
彼にきちんと相談しなさい」という程
信頼を寄せている。

老けて下品なオバサンという指摘に
すっかり落ち込んでしまった私であったが
「ホラ…最近はダイエットもサボっていたしね…」などと
一生懸命弁解してみたけれども
全否定された…。

左様でございますか…。

しかし彼は
「歳を重ねていく事は決して悪い事ではなく
要するに年相応に“気品”のある装いをすればいい」と、言う。

なるほどね…。
気品ですね…。

「キヒン」か…縁遠いなぁ…。

I氏の歯に衣着せぬ発言を
真摯に受け止め
電話を切った。

しかしですね…
彼はとても優しい人なんですよ。

その電話の後にメールをくれたんです。

彼からのメールはうちの母の事。

要約すると
「お前のお母さんはかっこいいし尊敬しているから
お前もプライドを持って頑張れ」みたいなメール。

要するに母を見習えという事なんでしょうか。

うちの母はただの田舎のオバサンなんですがね。

いつもこっそりと私のクリニックの駐車場の草むしりをする母。
丁度昨日も
駐車場脇が綺麗になっていたので
おそらく草むしりをしてくれたのでしょう。

それはとても有り難い。

しかし彼女の草むしりの時の格好がすごい。

20年物の穴のあいた麦わら帽子に
日本手ぬぐい
かっぽう着
子供のお下がりのジャージ
(「やる気ワクワク、ワークマン」で売っていそうな)長靴。

イブニングドレスを着て草むしりをしろとは言いませんが
もうちょっとね…。
麦わら帽子→コットンの帽子
手ぬぐい→ラルフローレンあたりのフェイスタオル
要するに、流行のガーデニングスタイルでやって欲しい…という事を
一度母に言ったが
全く聞く耳を持たない。

しかし(身びいきな様で非常に恐縮ですが)
例えば公の場に出ると
彼女の洋装は一変して
相手がどんな偉い人でも怖じ気ずく事なく
京都らしい地味めの柄の着物を着て
流暢に英語なんぞを喋ったりもする。

「白髪は『今まで頑張って生きてきたね』と
神様がくれた“銀賞”だから
私は絶対に白髪染めはしないのよ」と
真っ白な髪の毛のまま
殆どお化粧もしない。

あれは多分
自分の中に確固たる自信があるのでしょうな。

私の様にブレていない。

I氏はそれを言ってくれたのだと思う。

昨夜は母に電話をかけて
I氏の話をした。

母は
「Iさんにそんな風に言われて恐縮しちゃうわねぇ…。」と
嬉しそうに語っていたが
褒められたせいか、調子に乗って急にジョゼツになったので
へそ曲がりな私は
「それって解脱した僧侶みたいじゃん。
何ならいっその事、出家しちゃいなさいよ」と言うと

「それもすごくいいと思うけど
4人の子供をまだ全員一人前にしていないからね。
例えば、あなた…
健康診断…まだ一度も受けていないでしょ?」

「……。」

うちの家系は遺伝的に
心臓病になる確立が高い。

私の不摂生な生活を心配して
以前から「健康診断を受けろ」と
うるさく言われていた。

「それって論点がズレてますよね?
関係ないでしょ…今の話と。
健康診断は受けないよ!
寿命がきたらポックリ逝くだけですからね」と言うと

「フフフ…。怖いんでしょ?
チコちゃんはいつも大きな事を言って強がっているけれど
とにかく気が小さいのよね。
親孝行だと思って受けなさい。
明日受けなさい」

えぇっ?!仕事がありますからね!!!

「昼休みに行けばいいでしょう!
K先生に電話しておくから
昼休みに診てもらいなさい。
よろしくね!!
でも…本当にIさんは有り難いお友達ねぇ…。
感謝するのよ!」と、言って
勝手に電話を切られた。

I氏との電話から
老けた下品なオバサンの話になり
母の話になり
気がついたら
一番大嫌いな「健康診断」を受けさせられるハメになってしまった。

妙な展開になっちまったなぁ…。

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勝負

えっとですね…
何年前になりますかねぇ…
第五腰椎分離症ってやつをやって腰を痛めてしまい
レントゲンを撮ってもらい
「最低でも半年は安静に」と、父に言われたのは…。

その時に夢中になってやっていたランニングを
泣く泣くやめたわけですね。

その後、暫く立って再度レントゲンを撮って
弟のタケに見てもらった時には
「骨の方は大丈夫みたいだね」と言われた。

お正月に会った時に
「また一応レントゲンを撮って見せてみなよ」と言われたんですがね。

あれって医者が側にいると
いつでもいいや…という気持ちになってしまうもので
「面倒くさい」と言って
撮影してもらわなかったんですね…。

しかし
お盆がすぎて「夏も終わりだなぁ…」という時期になり
いよいよ秋か…というシーズンになると
ランニングを再開したいなぁ…という気持ちになる。

このお正月に
タケにレントゲン写真を撮ってもらえばよかったな…と後悔。

最近の私のランは
犬の散歩用に走る程度なので
そして案外うちの犬達は走るペースが遅いので(犬のくせに)
ダラダラ走りをして
腰に負担をかけない様に気をつけてきましたけど…
いよいよ本気で再開しようと思っている昨今。

患者さんのK君は
高校の野球部のピッチャーの3年生で
この夏で引退。

将来はプロ確実と言われている程
地元では有名な子。

彼はとてもストイックで
引退後も毎日のトレーニングはかかさないという。

「とりあえず、毎日10㌔は走っているんです」という。

いいなぁ…、羨ましいなぁ…なんて思いながら
話をしていて
負けず嫌いの私は
ついついいつもの
「10㌔ラン…勝負する?」が出た。

K君は
「いいですよ。」と、苦笑い。

「あ!その上から目線の『いいですよ』発言…
ムカつくなぁ…。
確かにね、現役の野球部のエースと
中年のオバチャンの勝負だからね
K君が勝つ…と思うでしょ?
ところがね…私はタダのオバチャンじゃねぇんスよ…。
スーパーオバチャンなんスよ…。」と、ニヤリと笑い

秋になったら10㌔ランの勝負をしよう!という事になった。

しかし
身長が180センチ以上もあるアスリート相手ですからね
さすがに勝負を挑んだものの
現実問題として無理でしょ…。

なので10分のハンデをつけてもらった。

それでも不安が残る。

親子程の歳の差があるにもかかわらず
勝ち負け問題になると
非常〜〜〜〜に大人げない私は
「K君…10分のハンデってどうなのよ?
あなた…将来はプロになるアスリートですよねぇ。
田舎のオバチャンにたった10分のハンデで
勝ったからって嬉しいですか?って事ですよ!
だから20分のハンデを頂戴っ!」

我ながらコソクである。

大人げない。

それでもとっても好青年はK君は
「いいですよ」と快諾してくれました。

さて…
まずベストランをしていた頃に比べると
体重が10キロは増えてしまっているので
これを9月中には元に戻さなければならない。

尚かつ
毎日ランニングの練習もしなければ…。

時々、腰に感じる嫌な痛みもチェックしてもらおう。

そして10月になったら勝負ですな。

これを機に
また本格的にランニングが再開できるといいなぁ〜。

楽しみです♬

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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