昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

映画
「ナンネル・モーツァルト　悲しみの旅路」を観ました。

モーツァルトのお姉さん…
マリア・アンナ・モーツァルト（ナンネル）の物語。





私はモーツァルトにお姉さんがいた事は
この映画を観るまでは知りませんでした。

実際に調べてみると
彼女も小さい頃から「神童」と呼ばれ
各地を演奏旅行をし
時には最高の俸給を稼ぎ出す程の
チェンパロ、ピアノ奏者として
有名だったらしい。

しかし弟のモーツァルトが有名になると
父親は娘に
弟モーツァルトの伴奏役に徹する事を求め
結局、作曲家として名をあげる事ができなかった。

父親に反抗的だった弟とは違い
彼女はずっと父親の元で暮らし
結局、父親の決めた相手と結婚し
78歳で他界するわけです。

女性が自立して才能を開花させるのは
やはり困難な時代であったという背景を考えると
もし…彼女の父親が　
弟のヴォルフガングと同等に
姉のナンネルも音楽家として教育していたら
天才姉弟の名曲が
後生にも残されたかもしれない…と思うと
非常に残念に思った。

さて…
才能がありながら
弟の伴奏役に徹した彼女は
その状況をどう思っていたのだろう…と考えた。

案外、彼女は
嫌じゃなかったんじゃないかな…。

やっぱり弟は可愛いですし
弟の成功って
姉としてはすごく嬉しいもの。

私にも弟がいますから
彼女の気持ちは理解できる。

「弟」って別物なんですね。

ん…またここで
ドラえもんのタイムカプセルがあったらいいなぁ…と、思った。

歴史は本当に面白い。

晩年の彼女に事の真意を聞いてみたい。

以前
「画家ゴッホの死は他殺だった！」という
ゴッホ他殺説で
１人で盛り上がり
色々と調べた時期がありましたが
また…新たに
私の好奇心を揺さぶる人が現れた。

ナンネル・モーツァルト…
ちょっと調べたくなりました。

時々夫に
「焼き肉でも行くか」と、言われても
最近はあまりモチベーションがあがらない。

レバ刺しがないですからね。

最後の晩餐に何か一品選びなさい…と言われたら
母の卵焼きと同じ位のレベルで
レバ刺しは上位を占める程好きだった。

焼き肉屋さんに行っても
友人と行く時には
ある程度
相手のペースに合わせて注文しますが
夫と行く時は気を使いませんからね。

好きな物しか注文しない。

私のオーダーの仕方は非常に偏っていて
「レバ刺し3皿」
「特上牛タン」
「野菜焼き」だけ。

しかし…このご時世
もう…一生レバ刺しは
食べられないのかしらん…と思うと
本当に悲しくなる。

しかし先日…
ネットで偶然
「レバ刺し風こんにゃく　マンナンレバー」なる物を発見。





確かに写真で見る限りは
レバ刺しそのものである…。

ごま油に塩を入れたタレにつけたら
本当に美味しそう…。

口コミを見ると
「すごく美味しい！」という意見と
「期待外れでした…」という相反する意見が多いのが
若干、気になる。

しかし
「只今、“ご予約殺到により”、納期が4週間程度かかります。」という
注意書きに惹かれる…。

予約殺到！
限定商品！
残りあとわずか！

これらのフレーズは
こちらの冷静な思考回路を
マヒさせる力があると思う。

慌てて「買わなきゃっ！」という気持ちに
させられる…。

結局、購入ボタンをクリックしてしまいました。

4週間後が楽しみです。

友人の娘さん…Nちゃん、10歳。

好きな男の子が出来たという。

Nちゃんは
「告白したいんだけど、どうしたらいいか
チコ先生に聞いておいて」と、
母親…つまり私の友人に言ったらしい。

相談を受けた私は
「負ける戦はしないっ！これ、鉄則！
孫氏の兵法にもあるでしょう？！」と、即答。

そして更に続ける。

「オトコを落とす…これすなわち
城を落とすのと一緒ですよっ！戦いね！」

戦をするには
まず敵を知り情報収集して
「勝てるな…」と分析してから戦いに挑むわけですよ。

歴史がそう物語っていますからね。

そもそも…
相手に脈がないのに
告白したってフラれるのは当たり前。

相手に脈があるのかないのか…
これを見極めるのが重要と説く。

「まぁ…さしあたりは
Nちゃんには
その辺の情報収集をする必要があるわね」と言い

私はふんぞり返りながら
「まぁ…その点
私は負ける戦はしてこなかったからね。
連戦連勝ですよ。
狙った城は必ず落としてきましたわね…。」と
過去を振り返る。

すると、昔の私の知る友人は
「でもさ…
結果的につきあってはみるものの
チコちゃんがフラれる事が
多かったじゃない」と、苦笑い。

痛い…。

痛いトコロをついてきやがる…。

城は落とせる…すなわち戦は上手い。
しかし続かない…
つまり統治ができないって事ですよね。

秦の始皇帝じゃあるまいし…
致命的じゃねぇか…。

10歳のNちゃんの恋愛相談から
話が随分とそれてしまいましたが…
話を元に戻すとですね…

負ける戦はするな…これが私の恋愛アドバイスでございます。

…説得力ないかも…。