関先生?②

先日
久しぶりにSちゃんが
治療がてらに遊びにきた。

彼女は私のブログを
楽しみにして読んで下さっている人なのですが
彼女は私のあるブログを読んで
とても反省したらしい。

1月16日の「関先生?」のタイトルのブログ。

マクドナルドのフライドポテトは
揚げたてが一番美味しく
ドライブスルーで購入した場合
家に着いてから食べると冷めてしまうので
商品を受け取ったら
車を運転しながら
即、食べなければいけない!という
「ドライビング ウィズ ポテト」流…という
スタッフの関ちゃんの
秘伝の技(?)の事を書き込みしたわけですよ。

前回の話を要約すると
揚げたてをゲットするためには
お店の人に
「揚げたてを下さい」と言うと
“わがままなお客”と、店員さんに思われる可能性があるので
“塩を少なめでお願いします”と、言う事が重要であると
関ちゃんは言うわけです。

さて…
話を戻しますと
何故Sちゃんがそのブログを読んで“反省”したかというと
彼女は今までドライブスルーで
「揚げたてを下さい」と言っていたのだそうだ。

まじめな彼女は
「今までマックの店員さんに
“わがままなお客”と思われていたんですねぇ…(遠い目)」と
しきりに反省していた。

私としては
どちらかといえば
控えめで謙虚なSちゃんが
「ポテトは揚げたてをお願いします」と
オーダーしている姿を想像すると面白いなぁ…と思ったのと
マックのポテトって
「とにかく“揚げたて”でなければいけない!!!!」というのは、
一般常識化しているんだなぁ…と感心してしまった。

「やっぱり関さんは凄い人ですねぇ…」と、Sちゃん。

私は
「そりゃぁそうよ!
彼女は無駄に太っているわけじゃないのよ。
学びながら太っているわけですよ!
マックに命をかけているからね。
まぁ…米版ニューズウィークでも
特集にされる位(うそ)、関はマック界の権威よ!」と
褒めちぎった。

更に私はSちゃんのポテトの購入時の矛盾点を指摘。

「揚げたてを下さい」と注文するくせに
それを結局、家に帰ってから食べるわけですから
ポテトが冷めちゃうでしょ。

「揚げたてを注文する意味がねぇじゃんか!!!」と私。

そうですよね…と、涙ぐむSちゃん(←涙ぐむはうそ)

「関さんを見習って
1から勉強しなしますっ!」

「そうね…日々是精進ね…。
まぁ…がんばりたまえ。」と私。

そんなしょ〜もない会話をしながら
夜はふけていったのでした。

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子供っぽい…

昨日の夕方頃
外科的なアドバイスが欲しくて
父に電話をかけた。

彼は電話をきる時に
「じゃっ」と、言って
ガチャーンと電話をきるのが昔からの癖なんです。

ところが今回だけは
「今日も仕事は9時までか?」と
わかりきっている事を
優しく聞いてきたわけです。

珍しい…。

「そうだけど…どうしたの?」と、言うと

「いや…お前も今、仕事中で忙しいんだろ?
ま…いいや」と言って
例の「じゃっ」と、言い電話がきられた。

44年の付き合いのある彼との事なので
何か大事な話があるんだろうなぁ…と、ピンときて
すごく心配になったんですよ。

彼のあの言い方は
何か特別な事を私に言いたい時の表現なんですね。

父も歳ですし…
持病もある。

もしかして「最後の遺言?!!!!!」とか
「余命の話?!!!!!!」とか
色々と悪い事が脳裏をよぎる。

ファザコンで父親大好きの私は
とにかく心配で心配で
終始その日は落ち着かなかったわけです。

仕事が終わったのが9時。

すぐに実家に電話をかけた。

父の体調問題の悪い話ではない事を祈りつつ
「ちぃさん(父のあだ名)…何か私に話があったんでしょ?」と
すがる様な思いで恐る恐る聞いてみた。

すると父は上機嫌で
「お前さぁ…キャノンの一眼レフのカメラを持っているだろ?」

「?…う、うん。」

「それをさぁ…
俺にくれるって言ってただろ…正月に。」

「……。」

「いつ、くれるの?」

「……。」



呆れましたね。

子供かよっ!

その日1日心配していた事が
本当に馬鹿らしくなった。

「いつでもいいわよっ!
取りに来ればいいじゃないっ!」

「そうか!いつでもいいか!」と
ご満悦の彼。

そして再度
「ニコンじゃないんだよな?」

「だからキャノンだってばっ!!!」と、言って
今回は私の方がガチャーンと電話をきりました。

アホラし…。

私は小さい頃から父の話を聞くのが大好きで
彼が私に与えた影響は大きいものだったし
すごく尊敬していたんです。

10代の頃
思春期の反抗期というのももちろんありましたが
それは母親に対してのものが比較的多く
父親にはあまり反抗はしなかった様に思う。

これは弟のタケともよく話をするのですが
我々は父親に対しては
「父に認められたい」とか
「これを言ったら父は喜ぶだろうな」とか
そういった事を常に意識してきた様に思う。

しかし最近…
父の歳のせいなのか
私が歳をとったせいなのかわかりませんが…
時々
「それは駄々っ子だろ…」と思う程
子供っぽい一面を見せられ
がっかりする事がある。

もう…あんまり心配かけさせないでねっ!

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マークとスーザン

私の仲良しのKちゃんのウォールを読んで
感動したので
そちらの文章を一部抜粋して紹介。

『アメリカのとある街に
軍人のマークと
会社員のスーザンというご夫婦がいたそうな。

妻のスーザンは1年前
不慮の事故で失明していまい
絶望の中、家でふさぎこんでいた。

事故から1年が経ち
ようやく彼女は会社に復帰しようと決意する。

しかし通勤手段がない。

そこで夫のマークが
車で送迎する事にした。

しかし全く反対方向の互いの職場に
この先ずっと夫が車で送迎する事には
いつか無理が生じてくるし
夫のマークは心から愛する妻の事を考えて
スーザン自身が盲目という現実と向き合って
その中で自立していく必要があると思ったわけですね。

そこで
会社へバスで通うように勧めたわけです。

その日から
マークは朝晩
スーザンに付き添ってバスに乗る事を約束した。

どんなに時間がかかっても
スーザンが1人でバスに乗れる様になるまで
付き添うつもりだった。

そして数週間
軍服を着て身支度を整えたマークは
毎日スーザンのバスに付き添った。

彼女の身体の感覚、聴覚を働かせて
新しい環境に適応する術をスーザンに教えた。

そのうち
バスの運転手さんとも馴染みになり
彼女に気を配り、座席をとっておいてもらえるようにした。

するとだんだんスーザンは微笑む様になり
バスを降りる時つまずいたり
書類の詰まったブリーフケースを落としてしまったりした時ですら
笑い声をあげる様になった。

毎朝、2人は一緒にバスでスーザンの会社にでかけ
そこからマークはタクシーで自分の職場に行った。

車で送迎するよりも費用はかかったが
マークは妻がいつかはひとりでバスに乗れる様になると
信じていたんですね。

そしてある日
スーザンは次の月曜日から1人でバスに乗る決意をする。

不安もあったでしょう。

しかし無事彼女は1人で通勤出来る様になったんです。

そしてその週の金曜日
バスを降りる時に運転手さんがスーザンに声をかけた。

「あんたはいいねぇ」

スーザンは不思議に思い
「何がいいんですか?」と運転手さんに聞いた。

すると
「だって、あんたみたいに大切にされて、
守られていたら
さぞかし気分がいいだろうとおもってさ」と、運転手さん。

スーザンは何の事だか全くわからなかったので
再度「どうして?」と聞いてみると

「ほら…
今週ずっと、
毎朝ハンサムな軍人が通りの向こうに立って
あんたがバスを降りるのを見守っているんだよ。

あんたが無事に通りを渡って
オフィスの建物に入っていくのを確かめているんだよ。

それから彼は
あんたにキスを投げ、小さく敬礼して去っていく。

あんたは本当にラッキーな女性だよ」

それを聞いて
幸せの涙がスーザンの頬をつたった。』

いい話だなぁ…。

こんなご夫婦って本当に素敵。

無償の愛…ってんですかね…。

相手に何も要求せずに
ただ一途に相手を想い見守る…。

私がマークだったら
「黙って通りの向こうに立って見守る…」なんて出来ないなぁ…。

まぁ…マークの気持ちはわかる。

非常―――――――――に、わかる。

しかし私だったら
夕食時に
「実はさぁ…私、毎朝通りの向こうで
あなたの事、見守ってたのよ」って絶対に言うな。

所謂
“私ってこんなに尽くしているのよアピール”ですよ。

すると相手は
「え?そうだったの?!嬉しい!有り難う!」と、
なりますよね。

それを聞いて満足する私。

要するに自分本位。

私という人間は
つくづく器が小せぇなぁ…と
痛感させられるお話でした。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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