失神②



私という人間は
何かハプニングがあると
案外…引きずるタイプなのね…と、再認識したのは
昨日のブログでも書き込みした「靴かまれちゃった事件」の件
いまだに立ち直れません…。

月曜日の事ですから
もう5日目…。

ウジウジしております。

確かに…たかが靴ですけど
本当に大切な物でしたから
昨夜は涙が出てきまして
母に電話をかけたら
「………。本当にアンタは幸せな人だね」と言われ
ケンもほろろに電話をきられ
夫に泣きついても
「お前、ムーミンに出てくるミーみたいだな。
そのへの字口…ハハハ♬」と、軽くあしらわれ…

誰も理解してくれない…。

こうなったら
フランス、パリのステファン・ケリアンの本社へ
直接電話をかけて問い合わせてみようと思った。

そして現物を本社に郵送して直してもらうとか
もし在庫で同じ物があれば売ってもらうとか
出来る事はしてみよう!と、思った。

母の口癖の
「念ずれば花開く」とか
「物事には必ず解決策はあるのよ」という言葉が脳裏をよぎる。

母にしてみれば
人生の教訓として
そういった言葉を口にしていたのだろうけれども

普段はちっともそんな言葉を気にもしないくせに
たかが「靴」ごときで
急にやる気が出てくるトコロが私らしい。

まぁ…オツムの程度の低いっちゃぁ…低い。

仕事の後
独りオフィスのソファに座り
天井を睨みつけ戦術を練る。

対フランス戦。

基本的にハイブランドのショップは
アフターサービスがしっかりしているけれども
ステファン・ケリアンはどうなんだろ?

皆目見当がつかない。

「直したければ、当社まで持ってきて下さい」とか
「こんなに破損した状況なら無理です」とか
まぁ…そんな対応でしょうな…最初は。

そこを何とか
ゴネてみたり
泣いてみたり
おだててみたり
チコ流のあの手この手で交渉していくしかないな…。

とりあえず当たってくだけてみるか…。

パソコンを立ち上げ
本社の電話番号を調べてみると…。

2006年に倒産していた!!!!!!

え〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!

倒産かよっ!!!!!

また3秒位、失神したと思う。

お母さん…
「物事には必ず解決策があるのよ」って言ってたけど
嘘じゃん…。

ダメな物はダメじゃんか…。

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失神…

私はとにかく靴が好きです。

これは以前から何度も申し上げておりますが
一生使えるな…という物であれば
少々高くても定価で買う。

しかし
明らかに流行ものだったり
デザインはいいけれども、案外履くと疲れるのよね…というタイプの物は
バーゲンになるまで待つ。

さて…ステファン・ケリアンというフランスのブランドの商品が
銀座の松屋にありました。

こちらの靴を勧めてくれたのが
友人のみっちゃん。

「値段は高いけれど、全然痛くないのよ」という。

そして今から6年程前に購入したヒールがございました。

これは10センチヒールなんですけれども
多分エベレストも登れちゃうんじゃない?という程、楽な靴で
都内に行く時は殆どこれ!という程、愛用しておりました。

残念な事に
その後
ステファン・ケリアンが日本から撤退してしまったので
新しい物も買えず
今ある靴も修理が出来なくなってしまった。

ですから出来るだけ丁寧に気を使って
ソールの部分なんかは
ちょこちょこ松屋さんでメンテナンスしてもらっていたんです。

だって
これと同じ物はもう存在しないわけですし
これ程、私の足にフィットする物はありませんでしたからね。

完璧にフィットするオトコと枕と靴…これを全て手に入れるのは
なかなか難しいと普段から豪語しておりますが
まさにこの靴は…幸いにも私にとって完璧な物でございました。

さて…
月曜日の事…
2階のリビングにいるはずのラブラドールのマツが
1階の私のオフィスでウロウロしていた。

彼女(?)は最近
ドアの鍵を開ける事を覚えてしまったので
家中、自由自在に行動する。

嫌な予感がしたんですよ!

日曜日に履いたその靴が
玄関に出しっぱなしになっていましたからね!!!!

マツの動線を探してみると
ありましたよ…ボロボロにかじられたそれが!!!!!




よくサスペンスドラマで
古い洋館に住むお婦人が
ショックのあまり気を失う…っていうシーンがありますでしょ。

あれ…本当なのね。

私はショックで3秒位、失神していたと思う!!!!

二度と買い替えが出来ないわけですから…。

現行犯ではないのでマツを叱っても仕方ない。

嬉しそうに尻尾を振るマツを抱き寄せ
「どうしてかじっちゃうの?」と言って靴を見せると
またかじっていた…(泣。

同じラブラドールの道三は
こういったイタズラをした事がないんですね。

まったくもう…小学校まで行かせたマツですが
彼女のイタズラには本当に泣かされる。

人間も犬も学歴なんて関係ないんですね!!!

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すさむ

すさむ [荒む]
1 心の持ち方・行動が乱れてきて、ゆとりやおおらかさがなくなる。
とげとげした状態になる。
2 物事の繊細さ、上品さが失われて粗雑になる
                       大辞泉より

先日、FBでちょいと気になるコメントがあった。

Tさんのブログ。
『すさんだ女はいただけない』

その文章を一部抜粋。
『最近の女性は綺麗な方が多くないですか?

スタイルはもちろん雰囲気も
見とれちゃう毎日です。

でもそんな女性が多いせいか
逆にだらしない女性が目立ちます。

開き直っているのかなぁ〜。

何事にも適当でいい加減な女性が目立ちますww

20代の女性なら、まだ可愛らしく注意したらなおりますが
30代の女性は図太さが出てきて
手の付け様が全く無い!

すさんだ女性は醜いという言葉がありますが
まっ、異性の目をきにしなくなったら終わりって事ですかね』

ほぉう…なるほどね…。

Tさんの随分と歯に衣着せぬ物言いは
たいしたものです。

確かに歳を重ねる毎に
自分に手間ひまかけないと
あっという間に衰えるのは実感します。

しかしですね
例えばそれが芸能人の様に
自分そのものが商品であれば
自分磨きも仕事のうち。

もちろん一般人の女性の方でも
自分磨きを忘れずに徹底されておられる方は大勢います。

その反面
自分磨きを怠っている女性もいるかもしれませんよ。
しかし彼が言う様に
それが「適当で図太い」わけではないんだなぁ…。

人はそれぞれ1日のやる事に
優先順位というものがある。

例えば
朝起きて亭主や子供の食事の支度、
家の掃除洗濯…そうこうしているうちに
パートへ出かける時間になる。

化粧をパパッとして
家を飛び出す。

パートが終われば
スーパーに買い物に行き
家に帰って夕食の支度…。

要するに
自分磨きする時間がねぇんですよ…。

また
外見の美しさより
他の事へ情熱を注がれている女性もいる。

例えば
私の尊敬する女性は
トラックの運転手さんをされており
お給料の中からイベントを開催し
その売上金をすべて色々なチャリティーに
寄付をされているという女性もいる。

私に言わせれば
その女性はとても潔くてかっこいいと思う。

そもそも女性の自分磨きは
異性の目を気にしてやっているわけではないんだなぁ…。

自分自身の目を気にして磨くんですよ。

ですからTさんのブログを読んでみて
「つか、もうちょっと人生経験しろよ。
女性の事、知らなすぎだろ…」と思いました

ちょっと今日は久しぶりに毒づいてみました…♬

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