昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
県民マラソンで
火曜日の祭日は
午前中のみの診療でございました。
「先生、今日は仕事が終わったら
また走るんでしょ?」と
スタッフの関ちゃん。
嫌な事を聞くなぁ…と、不機嫌そうな顔で
「走らねぇよ。今日だけは。」と、私。
そして
「だってさ、今日は県民マラソンの日でしょ?
こんな真昼間に走っていたら道行くヒトがさ、
あら…?
このヒト走っているけれど県民マラソンには出ないのねぇ。
何かわけありなのかしら?って目で見るでしょう?!(←誰も見てないって!)
だから意地でも走らないわよ。」と、ヘソを曲げている。
すると彼女は
「もぉ…先生ってホントに気が強いよねぇ」と、呆れていた。
そんなわけで私は
火曜日は県民マラソンに出られない事で終始機嫌が悪うございました。
本来であれば
自分が走れない分
せめてボランティアで参加しようとか
そういった清々しいスポーツマン精神でもあればいいのでしょうが
元来、私は人間的度量の小さい
せこ〜い人間でございますからね〜っ!
そんな気分にはなれなかったのでございますよ。
不機嫌にソファでふんぞりかえる私を見て
「都内までは時間的に無理だけど
気晴らしに軽井沢にピザでも食べに行くか?」と、夫。
ピザか…。悪くないわね…。
人一倍食い意地のはっているくせに
意地っ張りの私は
「仕方ないわね。行ってあげるわよ」と
憎たらしい負け惜しみを言いつつ
さっさと身支度をはじめ
夫の車の助手席に座りました。
その日の軽井沢は
数日前に降ったという雪がまだ道の脇にところどころ残っている程寒かったけれど
紅葉が素晴らしかったですよ。
またお馴染みのエンボカさんの
ピザと温野菜の盛り合わせとレバーの燻製は絶品でした。
今回は初めて野沢菜のピザなるものに挑戦。
野沢菜とゴマ豆腐とエゴマが入っていて
チーズの代わりにゴマソースがかかっているもの。
但し
ピザにはチーズでしょう!という方はやめておいた方がいいかもしれません。
うちの夫なんぞは首を傾げて「微妙だな」と、コメントしておりましたから。
しかしゴマ好きの私はゴマ三昧のピザに大喜び!
また以前イタリアの野菜市場の特集をテレビで
面白い形のブロッコリーをみて「一度食べてみたいなぁ」と思っていたら
今回温野菜の盛り合わせの中に登場!
普段頂戴するそれよりも
味と歯ごたえがしっかりしているって感じのブロッコリーでございました。感激!
更にシャンパンの勢いもあって
私は大満足なのでございました↓
ゴイサン有難うございました☆ミ
色々気を使わせちゃってごめんなさい。
仕事
先日、俳優松田優作さんの特集番組を観ました。
昭和30年代40年代生まれって
まさに優作世代ですから
ご他聞にもれず私も彼の大ファン。
とにかく全部がかっこいいんですな。
彼の作品もかっこいいし
私生活でもマスコミに媚びない終始一貫した姿勢もかっこいいし
また彼の早すぎた死すら
松田優作を伝説化する事に役立ち
没後20年経った現在でも
彼を知らない若い世代のファンが後を絶たないというから凄い。
彼の残した数々の名言の中で
ナルホドなぁ…と、思った一言。
「この世に“つまらない仕事”なんてないんだよ」
本当にその通りだと思う。
仕事ってある程度パターンがありますから
慣れてくるとついつい流れ作業的になってしまう。
流れ作業になると考える事をしなくなるから
つまらなくなっちゃう。
仕事がつまらなくなったら
続けられませんよ。たいくつで。
ですからこれはスタッフによく言うのですが
流れ作業ではなく
毎回よく考えて、また新しい分野にも挑戦してみる。
最初は出来なくてもいいんですよ。
でもいつかは絶対に出来ますからね。
出来た時の達成感は何物にも変えられない程嬉しい。
この喜びは金銭には変えられない。
私の仕事は
人様相手の仕事だから
十人十色それぞれケースが異なりますからね。
ですからひとつのパターンに収まらない…だから毎回新鮮であり
心地いい緊張感があるわけですな。
ちなみに余談ですが
歯科治療は保険治療と自費治療があります。
よく
“自費の治療は長持ちするから…”と、仰る患者さんがおられます。
これは裏を返せば“保険治療は長持ちしない”という事になりますよね。
これはちょっと間違いだと思います。
保険治療、自費治療…それぞれのメリット、デメリットがありますから
両方のそれをよく担当の医師によく聞いて
判断された方がいいかと思います。
ちょっと偉そうな事を言いますけど
私は仕事をする上での基本理念の一つに
この保険と自費の違いをしっかりと明確に患者さんにお伝えする!という事を
モットーとしているんですよね。
正直にお伝えするのが一番。
この仕事はちょっと特殊だから
“商売”として金銭重視で向き合ってしまうと
色々なトコロで嘘が出る。
これは仕事をしていて楽しくないですよ。
ですからこの仕事は“商売”ではなく“労働”だと思っています。
正直に向き合って自分の体を使って働き
その報酬として賃金を頂戴する。
仕事に正直に向き合うと楽しいしやりがいも出る。
本当に有難い事でございます。
今日はガラにもなく
かなり偉そうにウンチクを言っちゃいました(~_~;)ごめんなさいねぇ…。
飛び入りメンバー
日曜日は父の姉の貴美子おばちゃんと
銀座でのショッピングにお付き合いし
ディナーはいつものヒロさんへという予定を組んでおりました。
しかし有難い飛び入りメンバーが参加。
私の父…ちぃさん。
もともとこの企画は
貴美子おばちゃんと
彼女の妹でこの夏他界した治代おばちゃんを
私が招待する約束をしていたもの。
しかし
癌であっけなく亡くなってしまった伯母を偲んで
彼女の代わりに父に参加して貰ったのです。
現地への新幹線の車中でも
ちぃさんとの話は本当に盛り上がりました。
この日はインフルエンザウイルスの構造と作用機序そしてその分類という
この時期リアルタイムな情報を教えてもらう。
ちぃさんは私にとって
この世の中で夫の次に大切なオトコですから
一緒に過ごす時間はとても楽しい。
子供達を心から愛してくれている最高の理解者。
これはよく弟のタケと話をするのですが
我々はいつも何かを行動するとき
「これをやったら、ちぃさんは褒めてくれるだろうなぁ…」という事が
いつも頭の隅にある。
我々の歴史好き、マメ知識好き、メモ好きも
彼に認められたいっていう意識が根底にあるわけですよ。
いうなればちぃさんは我々のアイデンティティーなんですな。
学生時代、私の試験の前の日に
彼とビンビールを1ケース半飲んでしまって
翌日母親に
「こんな大切な日に
自分の娘と朝まで飲む親がどこにいますかっ」と、烈火のごとく叱られていた父。
そういうトコロも大好きなんですね。
さて
この日もヒロさんのお食事はとても素晴らしかったですよ。
但しあまりの量の多さに
シニアチームはメインの前にリタイアしていましたけど(~_~;)
ワガママ放題のご一行に
ヒロさんには本当にご迷惑をおかけしました。