昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
八月納涼大歌舞伎
日曜日は妹の典子と一緒に
八月納涼大歌舞伎を観に銀座の歌舞伎座へ行ってきました。
今回のお目当ては中村勘三郎。
演目は『ゆうれい貸屋』と『舌切り雀』
『幽霊貸屋』は
腕のいい桶屋職人の弥六(三津五郎)は生来のなまけ者。
そんな弥六に惚れたので女房にしてくれという芸者幽霊の染次(福助)。
半同棲を始めた二人が「他者への恨みを晴らしたい人のために、幽霊を貸し出す」という
商売を始め、染次の呼びかけに
屑屋の又蔵(勘三郎)や浮気娘の千代(七之助)という幽霊達が続々と集まり…という
痛快でありながら心温まる喜劇。
『舌切り雀』は皆さんご存知の昔話。
しかし今回は脚本をあの渡辺えり子が手がけたもの。
勘三郎と彼女は大の親友で
三年前の勘三郎襲名直前の勘九郎の為に
独創的な『今昔桃太郎』を作、演出したのは
話題になりましたが
今回その名コンビの第二段となったわけです。
洗濯糊を食べてしまった雀の舌を切り落とす意地悪で強欲なおばあさんを
勘三郎が熱演。
辛らつでユニークでファンタジーな渡辺えり子の世界を堪能し
彼女の演出家としての才能に再脱帽させられました。
さて
毎度おなじみとなりましたが
歌舞伎見物となると必ず大騒ぎをして
ヘアーメイクを専門家にお願いする典子。
今回は般若の柄の浴衣に負けないようにパンチの効いたメイクをボビブラでお願いし
ヘアーはいつもの松坂屋二階のクイックタイムでセットしてもらいました。
タイトに決まっていて横から見ると可愛い。
どさくさにまぎれて
今回は私もセットをお願いすることにしまして
「ロックな感じで爆発させちゃってください」とオーダー。
担当してくれた可愛い彼女もビリーに入隊したものの
一日で休隊中とのこと。
「絶対効果が出るから頑張んなさいよっ!」と
ここでもお節介おばさんが炸裂。
その後
サッポロビアホールで生ビールをがぶ飲みする二人。
(夫の言葉を借りると『本当のアホ姉妹』だそうです…トホホ)
日曜日は暑かったですからね
本当にビールが美味しかったです。
五臓六腑にしみ渡りましたよ!
歌舞伎の後は
ワークアウトの為のウェアーを買いに
4丁目交差点近くのアディダスへ直行。
アディダスとステラ・マッカートニーのコラボした
可愛いウェアーを購入。
ビリー入隊5日目の典子も興味津々でした。
ターボジャム
ワークアウトって楽しいです!
朝、起きてビリーズブートキャンプを2セット⇒2ビリー。
毎日欠かさずやっていますが
流石にビリー先生のお顔を一日に二度拝見するのも飽きてくる。
でもワークアウトはやめたくない。
そこで…
二度目のビリーを『ターボジャム』に変える事にしました。
ターボジャムは
スーパーフィットネスインストラクターの
シャーリーン・ジョンソンが考案し全米が熱狂したという
ダンスミュージックにあわせた脂肪燃焼効果の高いエクササイズ。
綺麗なお姉さん達がたくさん出てきて
「さぁ〜テレビの前のみんなぁ〜♪
頑張ってね♪」という感じ。
ブートキャンプ出身の硬派な私(?)は
「フン!どうせ甘っちょろいに決まってる」と
ちょっとバカにしていたのですが
実際やってみると
かなりハード!
確実に脂肪燃焼は実感出来る!
また音楽に合わせてやるので
楽しいですしね。
またインストラクターのシャーリーンが
綺麗で優しいの!!
「はぁ〜い、フック!
はい、ジャブ!!
はい、手拍子〜ぃ!!
とっても上手よぉう!
あまり無理せず自分のペースで頑張ってね♪
疲れたら休んでもいいのよぉう」
と、こんな感じ。
ブートキャンプではとにかく気合でやってきたのに対し
今回はかなり甘やかされて
「そ、そぉ〜?
そんじゃぁ、お言葉に甘えて休んじゃおっかな」となりかねない。
「五井さぁん、ホント体を動かすのって楽しいよ!
ま、私の場合、
ちょっとやりすぎだけどね!」と
汗を拭きながら夫に言うと
「まぁそうだな。
それってナントカ症候群って言う
一種の中毒症状なんだよなぁ…なんだったけなぁ…」と首をかしげる。
「あのねぇ…あなたねぇ…
人の症候群心配するんなら
自分のメタボリック心配しなさいよっ!
失礼しちゃうわねっ!」と
ヤツの太鼓腹を叩いてやりました。
所帯じみた
実家の母は本当に忙しい人で
そのスケジュールやらメモやらを
大きなカレンダーにベタベタ貼り付ける癖があります。
味も素っ気もない、ただ機能重視の大きなカレンダーに
さらに膨大なメモが貼り付けられて
沢山の短冊がぶら下がっている笹のように
ものすごい大きさになるわけです。
そのメモ用紙も古い不要な書類を小さく切って
裏の白い部分を使うわけです。
それを家の一番見晴らしのよい壁にバーンとぶら下げる。
美意識のかけらも見られない。
それが私は若い頃は本当に嫌で
「同じカレンダーを飾るにしてもさ
もう少しセンスの良いものにしてさ、
メモもポストイットを使うとかさぁ。
これじゃあ、生活空間があまりにも所帯じみていて
かっこ悪いよぉう」と、よく文句を言っておりました。
しかし母は「これが一番見やすい」と
決して壁から外すことはありませんでした。
そして月日が経ち、私も40代に突入し
日々生活を送る中で
様々な用事が増え
スケジュールも忘れっぽくなり始め
無意識にこんなカレンダーを壁に掛けるように様になりました。
よく見ると
母のあの“所帯じみた”カレンダーにそっくりなので
ちょっと可笑しくなりました。