昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

豆千代さんのブログを読んでいたら
「夜目、遠目、傘の内」というテンポのいい言葉が目に付いた。

これは何の意味があるのかなぁ…と
さっそく調べてみると

江戸時代、女性が美しく見える条件を
ちょっぴり皮肉って言った言葉だそう。

全く失礼しちゃうわねぇ〜。

ここで思い出されるのは
日本の三大遊郭といわれた
伊勢の古市
江戸の吉原
京の島原…などの遊女達。

絢爛豪華な着物を身にまとい
白塗りをした彼女たちが
蝋燭の薄明かりに幻想的に映し出された姿は
格子越しに覗く殿方達を
さぞかし魅了したに違いない。

これが蛍光灯のコウコウとした明かりの下では
色気も何もあったものじゃない。

「夜目、遠目、傘の内」

言い得て妙。
なるほどなぁ…と納得。

最近では
ハーゲンダッツに
殺意すら感じています。

ナンなんですか！！

クレームブリュレやらティラミスやら！！
そんなのアイスにしちゃっていいんですかぁっ？！！

むちゃくちゃ美味しそうじゃないですかぁ〜〜〜！！！

そしてどうしてこう…次から次へと
美味しい季節限定商品を
市場に流すんですかねぇ…。

春先に出たシャルドネ&ラズベリーが
やっと落ち着いたと思ったら
今度はブルーベリーでしょうっ？！！

カンベンしてくださいっ！！

ホント怒ってるんですからっ！！

ハーゲンダッツのアイスに目がない
末端消費者の私は
本当に困っています。

またデブ大国の使者である夫が
それを大量に購入してきては
「ホラ、ちこ。
アイスだよぉう」と
私をダークサイドに引き込もうと
虎視眈々と狙っているから
油断もスキもあったもんじゃない！

「あのねぇ…どうして私を太らせようとするかなぁ〜。
こっちはねぇ、慢性的ダイエット病なんだから
そんなもん買ってこないでよぉっ！
捨てちゃって頂戴っ！」

「え？捨てていいの？」

「何度も言わせないでよっ。
イライラするわねぇ」

「ふぅ〜ん。
そこまで言うなら捨てるよ」

「捨てなくていいわよっ！」

「どっちだよぉ」

「ゲスト用に取って置けばいいじゃないっ！」

「あそ。
んじゃ、冷凍庫に入れて置きますねぇ〜」

『ますねぇ〜』と間延びした物言いが癇に障る。

そして…
いつものように
映画を観ながらチビチビ晩酌していると
どうしても冷凍庫のあれが気になってしょうがない。

結局…
私は我慢できずに「ちっ！しょうがねぇなぁ」と
苛立たしげにドカドカッとキッチンに向かい
ガバッと冷凍庫を開け
“ゲスト用”のハーゲンダッツを
全部たいらげてしまうのです…（嗚咽）

昨日はスタッフからの花束プレゼントや
夫の両親からの胡蝶蘭や

みっちゃんからのお揃いのe.m.のキーホルダーのプレゼントや
皆様よりお祝いメールなどいただきまして
本当に有難うございました。

仕事の後は
ゆうこ先生から頂いた誕生日プレゼントの焼酎を呑みながら
スタイリスティックスをBGMに
部屋にキャンドルをともし
見上げる愛犬の道三に
「どうよ、道三。
大人の女はねぇ〜
いちいち盛大に誕生祝いなんかしないのよぉう。
一人でしっとり祝うのよぉ。
私ってかっこいいでしょっ！」と豪語する。

しかし
しばらくの間は“かっこよく”一人で呑んでいたものの
あまりの退屈さに耐え切れず
結局携帯を取り「もしもしぃ〜、みっちゃぁ〜ん？」と
恒例の長電話。

そして
やっぱりいいお酒にはイケメンが必要でしょう〜というコトで
キングダム　オブ　ヘブンのDVDを取り出し
オーランド・ブルーム様を拝見させて頂きながら
ソファーでうたた寝をする私の誕生日なのでした。