昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
ターミネーター
ブログで何度か書き込み致しておりますが
矯正のゆうこ先生の都内在住のご両親は
千葉に別荘をお持ちで
定期的に新鮮な海の幸をダイナミックに送って下さる。
昨日は伊勢エビが12匹!!!届いた。
私はこのエビは大好物なんですけれども
エビの背わたを取る前の作業までに悪戦苦闘する。
特に伊勢エビは甲羅が硬いという事もありますけれども
動きますからね…。
また飛び跳ねる可能性もありますから…。
怖いんです。
氷水に入れて動きを鈍くするという作業は
夫の担当。
私はキッチンから遠く離れた所から見守るのが常。
さて…準備が整い
並んだ伊勢エビをつくづく眺めてみると
かなりグロテスク。
エイリアンみたいだよなぁ…なんて思った。
このさばき方は我流なんですけれども
エビを裏返して頭と胴体の境目に少しだけ包丁を入れ
左手に頭、右手に胴体を持ち
ひねる…この瞬間が複雑な心境。
ここは感情を捨ててターミネーターの様に
無感情でグリッと思い切りひねり
両手をそっとひっぱると
頭と胴体が綺麗に分離される。
ターミネーターはこの作業を12回繰り返した。
頭の部分は軽く湯どうしすると
見慣れたオレンジ色に変化する
これを淡々とターミネーターは出刃庖丁で縦に切る。
中にはドッサリとミソが入っていて格別に旨い。
胴体部分は
ターミネーターは出刃庖丁に全体重をかけバリバリッと二つに切る。
身の中心部分に茶色の背わたがありますでしょ?
これをきれいに取って下ごしらえが終了。
エイリアンとターミネーターの戦いが終わった…。
「アストロビスタ、ベイビー」である。
今回は塩胡椒とオリーブオイルでグリルして頂きました。
ミソをたべた後の頭の部分は捨ててはもったいない。
とても美味しいダシが出るので
アクをとりながら煮込んで
冷めた後、こしてスープをジップロックで冷凍保存しておきました。
しかしなんですな…
悪戦苦闘した後の味というのは
更に格別でございますな。
夫も「伊勢エビだけでお腹一杯になったのは初めてだよ。」と
大喜びしておりました。