the NINJA generation

古い映画を時々見返す事があります…多々あります。

ふと
マイケル・ダグラス主演の「ウォール街」(1987年)
そしてその続編の「ウォールストリート」(2010年)を観たくなりまして
今朝は2本続けて観ました。

これは金融取引のお話でございまして
1987年の”インサイダー取引”という言葉は
さすがにわかりますけれども

2010年の「ウォールストリート」になると
株の空売り(?)とか
サブプライム(?)とか

そもそもそういった事には全く知識がないので
ちんぷんかんなんですがね。

主人公の株式トレーダーの青年が
ボーナスで145万ドル(1億8000万円位ですか?)」をもらって

社長に
「それを使って、少しは景気回復に貢献しろ」という類の事を言われて

さっそく青年は
ブルガリへ行き彼女にダイアモンドの婚約指輪を買うわけですが

「つか…貯金すればいいのに…。」と、冷や冷やしてしまう。

私はノーリスク超ローリターン…むしろ
元金だけ無事であればいいと思っているので
コツコツ貯金をする方が好きです。

また両親がイワユル、投資という類の事を極端に嫌い
「とにかく貯金が一番っ!
株なんてモンは”あずき相場”なんだからねっ!」という話を
小さい頃から聞かされておりましたので

ウォール街的感覚は皆無なんですけれども
映画では動くお金が
やれ100億ドルだの(→日本円にも換算できませんね…ここまでいくと。)
1000億ドルだのと
スケールが桁外れに大きいので

じゃがりこを頬張りながら
価格.comで最安値を探すのが得意な私としては
別世界を垣間見る様で
あの類の映画は好きでございますな。

映画「ウォール街」の続編の「ウォールストリート」では
金融界のカリスマ的存在の主人公であるマイケルダグラスが
非常に面白いセリフを言っておりました。



大学で講演をする彼が若い人達に

You are the “NINJA” generation.

「君たちは忍者世代なんだよ」と、言うわけです。
(忍者は英語で”ニンジャ”です…あしからず。)

NINJA generation

これは造語でしょうけれども

頭文字をとると

NO INCOME 収入無し
NO JOB 仕事無し

NO ASSET 蓄え(資産)無し…の世代 という事でしょうね。

上手い事を言うなぁ…と、感心してしまった。

分不相応な投資をしたりすると
結局はダメですよ…という事を言っておりました。


この株というのは
私の友人でも
上手にお付き合いされている人はおりますね。

数十万円儲かった…というお話を聞く事はよくあるのですが
私は「数十万なら、額に汗して働いちまった方が
確実な気がするんだよなぁ…。」なんて思っちまうんですなぁ…無知なんでね。

まぁ…私程度の
そういったセンスもなく
知識もなく
元金も微々たる者はですね…せめて映画だけでは気分良くさせて頂いて
現実に戻り、請求書の束を苦々しく眺めつつ
一所懸命、働かせて頂くしかないわけですなぁ…。

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