昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
備えあれば憂いなし
以前も書き込みをした事がございますが
私の大学時代の女性の先輩の事。
綺麗な女性には容赦なく全く根拠のない悪口を言いまくり
(何故か私は可愛がってもらいました…複雑な心境ですな)
私の診療中にアポ無しで突然やってきて
診療室のPCを無断でいじって月の売り上げを覗き見たり
うちのスタッフの事をボロカスに言ったりと
まぁ…やりたい放題の方でして
仕事が終わると
「飲みに連れて行け」と、言い
お店に案内すると
「ド田舎の群馬にしてはなかなか旨いじゃない」と、言い
お会計の時も払う素振りも見せず…と
あそこまで図々しいと
むしろ潔さを感じてしまいますね。
なるべく関わりたくないけれども
いかんせん、アポ無しで来るものですから
天災というか
交通事故というか
彼女が来たら…もう…仕方ないか…と、思うしかない方でございます。
その方がですね…
私の父が亡くなった時に
頻繁に電話をかけてきて
「辛いでしょ?話を聞くから…」と、言ってくれるわけですけれども
正直なトコロ
放っておいてほしい…と、思いましたね。
それでも、せっかくお電話を頂きましたので
何となく、父の生前の話をしたりしたんですけれども
「わかるよぉ〜。うちの父も国立の医学部だからね。」
ん?
いやいや…国立の医学部って全く関係ねぇんじゃないですか…?
あれ?またお得意のご親族の学歴自慢ですか?
結局、「話を聞くから…」という事でしたが
私が彼女の父親や親族自慢を聞かされて話は終了…。
彼女の電話を切る際の「本当にご愁傷様だったね」に
お前の電話がなっ!!!と、思いました。
先日、親しい方からメールを頂戴し
ご主人が亡くなったという事を知らされました。
私の方からはあえて連絡は致しませんが
何時でもいいですから
メールでもお電話でもご連絡下さい…という旨の返信を致しました。
時々、彼女からメールがきます。
その都度、私なりの考えを書いて返信しておりますが
彼女は今、どんな気持ちでいるのだろう…と、思います。
電話をしてみようか…とも思いますが
放っておいて欲しいかもしれませんしね。
私はただただ彼女からのメールを待つしかないな…と。
考えてみますと
娘時代というのは、近しい人が亡くなってしまうなんて
考えた事はございませんでしたね。
だんだん自分が歳を重ねていくと
自分や周りの人から
そういったお話を聞く機会が増えてまいりますね。
物悲しい思いが致します。
ちなみに…
その先輩からは最近は連絡がありません。
彼女をよく知る別の先輩に
最近の彼女の動向を聞いたりしております。
備えあれば憂いなしでございますからね。