最近気になる…

以前から口を酸っぱくして申し上げてきました
「ら」抜け言葉の件。

食べられない→食べれない
見られない →見れない

もう最近では「ら」抜け言葉は主流でございますね。

ベテランアナウンサーの方は流石に使いませんが
TVなどでも殆どの方が「ら」抜けですし

仲のいい友人でも
ら抜け言葉を使う人は案外多く
最近では気にならなくなりました。

また
「全然OK」や「全然大丈夫」の件。

これに関しましては
お相手の年齢層によっては
むしろ会話がスムーズに
またリズミカルにいく場合もございますので
(父が生きていたら叱られたでしょうが)
最近では、ケースバイケースで使う様になりました。

患者さんの帰り際に
「先生…この後、すぐに飯、食ってもいいっスか?」
「うん、全然OKっ!」
「了解ですっ!」
ってな具合ですな。

また
通常、「全然」の後には否定的な語を伴うという認識でございましたが
この認識が誤っていた事が発覚。

辞書で調べましたら
「実に全然たる改革を宣言せり〜」と
明治、大正時代は
肯定表現に使われていたわけですが
しだいに下に打ち消しを伴う用法が
多くなってきたらしいですね。

という事は父の指摘は誤りであったわけで
今度の墓参りの時には
「ちぃさん、間違ってたよ!」と
伝えようと思っている所存でございます。

子供に理路整然と間違いを指摘されるのを好む人でしたから
ニヤリとする顔が想像できますな。



さて…
最近また気になる表現がございます。



「私的には〜」という言葉と
「〜かも」という言葉。



「私的には好きかも…」



どっちなんじゃいっ!
曖昧にもほどがあるっ!と、言いたい。

「私は好きです。」と、全責任を持って断言せず

「私的には好きかも」と、言う事で
曖昧にして言葉に責任を取らないという”逃げ”の姿勢が見え隠れ致しますね。

筑波大学 日本語・日本文化学類長の砂川先生は
「あいまい族」と指摘されておられ
うまい事を言うなぁ…と、思った。

しかし…思いっきりその世代の
営業の子に聞いたら
さすが、空気を読むゆとり世代ですね。

公私できちんと使い分けるのだそうだ。

「仕事関係では絶対に使いませんが
プライベートでは使いますね。」

また、彼は興味深い事も言っていた。

「俺的には〜」とか「僕的には〜」は
確かに”逃げ”という場合もあるけれども
”相手の事を気遣って”使う場合もあるらしい。

例えば
レストランで二人で(共有して)食べる物を注文する時に

「俺はこれがいい」と、言ってしまうと
彼女が選べなくなってしまいますが

「俺的にはこっちの方がいいかな…」とか
「俺的にはこっちの方がいいかも…」と、いう事で

でもどうしてもそれが食べたいわけではないんだよ。
よかったら、君が好きな物を注文すればいい…という

「選択肢を与えてあげるという」意味で使うんだそうだ。

ほぉう…なるほどぉう…深いな。

ですから一概に決め付けるのも
良くないなぁ…と、思いましたね。

お若い方から
学ぶ事が多い今日この頃でございますな。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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