昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
フンドシ氏
私は「人のフンドシで相撲を取る」人が苦手…と、申しますか
お話をしていても退屈になってしまうんですね。
以前も書き込み致しましたが
初対面の60代位の男性に
その方の遠い親戚が
やれ医者、歯医者だ…とか
やれ海外に住んでいる…とか
ドヤ顔をされた事があり、
あまりに多い親戚筋自慢に驚いた事がある。
そもそも初対面のあんたの事も知らんのに
その親戚って…知らんがなっ!と、言いたかったが
気が小さいので(?!)言えなかった。
さて…、
先日飲みに行きまして
たまたまカウンターに3人程座って飲んでおりました。
それぞれ独りなんですがね。
すると
私の隣の50代半ばとお見受けする男性が
隣の30代位の男性に
まぁ…親戚自慢のすごい事!
また、自慢のレベルが低いというか
そんなにドヤ顔をする程の事でもないっしょ!という内容なんですね。
親戚筋の職業自慢と
何でもかんでも自慢。
「うちは家族全員がA型なんですよ」
そんなん…普通だし…知らんがなっ!
「私がA型で妻がO型なのに
何故か子供がAB型なんですよ」だったら
えぇっ?!!ですがね。
気の毒なのは30代の方で
「はぁ…すごいですねぇ…」と、健気に頷かれていた。
私は30代の方とは顔見知りだったので
フンドシ氏がトイレに行った時に
「(フンドシ氏が)うざいですねぇ…。
『親戚自慢もいい加減にしろ』って言った方がいいですよ。」と
大きなお世話発言をすると
「あ…大丈夫ですよ。聞き流していますから」と、
穏やかに笑っておられた。
お若いのに人間が出来ているわぁ…。
「何なら私が言いましょうか?」と、
余計な事を言うと
「え?!!いやいや…大丈夫ですから!!!」と、かえって慌てていた…。
それもそうだな。
フンドシ氏はご満悦で喋り続けておられたが
私はお会計を済ませ、早めに帰ってきた。
「私の妹は実はLady GAGAなんですよ」とか
「昨日、友人が2500万円の宇宙旅行から帰ってきたばかりで」とか
そのクラスのお話になると
これは是非伺いたいですけれどもね。
親戚、友人の大した事でもない自慢話を聞かされるのであれば
その方自身のお話を伺いたい。
他愛もない話でいいんですよね。
キッチリと生きてこられたわけですから
その結果の現在の自分に自信を持って頂きたいですな。
ただその塩梅加減も難しく
私のように自信過剰になるのもよくない。
昨夜もゆうこ先生との長電話で
「結局、最終的には自分自慢ね」と、指摘された…反省です。