イヴ・サンローラン

仏のピエール・ニネ主演の
イヴ・サンローランの半生を描いた2014年の作品
「イヴ・サンローラン」をiTunesで観ました。

この役者さん、私は存じ上げませんでしたが
ご本人にそっくりですね!驚きました。





イヴ・サンローランといえば
2008年に仏の国葬となった彼のお葬式を思い出します。

カトリーヌドヌーブをはじめとして
世界中のトップクラスのセレブの参列は圧巻でしたし

一番目を引いたのは
90歳を超えたイヴの母の装い。

杖をついておらえましたが
8センチだったか10センチだったかそれ以上だったか…
記憶が定かではありませんが
ピンヒールを履いておられたのが印象的でしたね。

完璧な美にこだわったイヴの母!さすが!という記憶あり。




さて…話しはちょっと横道にそれますが
例えば徳川家康を語るときには
どーしても秀吉と、信長がセットになり

信長を語るには、
武田信玄と上杉謙信がセットになってしまうんですけれども

イヴ・サンローランを語るには
クリスチャン・ディオールとココ・シャネルがセットになる。

歴史を見てみると
ある時期に
天才というのが同時期またはややずれて出没し
互いに影響しあう作用というのがあるなぁ…と、思う事が多々あり。


ココ・シャネルは一度シャネルを引退しますが
その後、若きディオールが出現し
「ニュールック」と、賞賛を浴びるわけですね。

するとココ・シャネルは面白くないわけで
カムバックし2度目のコレクションで大成功し
最後まで現役を通すわけです。

ディオールはディオールで彼の地位を築くと
当時21歳だったイヴ・サンローランを抜擢して
デザインを託すわけですね。

歯医者でも
若手の先生を育成し任せていく方もおられますし
どうしても、自分が全てやらないとダメというタイプの方もおられます。

シャネルとディオールのこの様な
仕事に対する違いも興味深いトコロです。





映画はイヴが
ディオールのアシスタントになった所から始まります。

生涯の伴侶であり
ビジネスパートナーだった
ピエール・ベルジェ氏の回想録という流れで映画は進んでいきます。

現在のシャネルの天才デザイナー
カール・ラガーフェルドの若かりし頃と
彼の恋人と
イヴとの三角関係の描写や

アンディ・ウォーホールとの交友関係や

まさに”スタジオ54”世代のパリバージョンというのが
70年代カルチャーがお好きな方は
ワクワクするのではないでしょうか。


私生活はというと
パートナーのピエール氏は相当ご苦労されたかと思います。

天才を支える右腕の方というのは
例えば本田宗一郎氏と藤沢武夫氏の関係ではございませんが
双方の理解と信頼関係が不可欠とは思いますが
この本田氏と藤沢氏の場合は
理想的なモデルケースだと思います。

しかし当事者同士が恋人同士だったり夫婦だったりすると
非常にややこしくなる場合もありますよね。

奔放なイヴの友人関係、浮気、薬物問題、躁鬱問題等
ビジネスマンであるピエール氏が
全てを支えていかなければ
ビジネルが成立しませんから
共倒れになりかねない。


私なんぞは田舎のただのオバちゃんでございますあら
あのお二人と比べるのは非常に気恥ずかしい限りではございますが

結婚生活の中で
喧嘩もございますから
「もう…別れてやるっ!」なんて思った事も無きにしもあらず。

しかし
仕事への影響というのを考えると
「少し冷静になるか…」なんて思ってみたりする。

まぁ…もともと夫婦なんて
我慢の根比べみたいなトコロもございますし(少なても我が家は)

どちらかというと夫の方が我慢度は相当多いと思いますので
彼にしてみれば、サラリーマン川柳ではございませんが
「耐えてきた というお前に 耐えてきた」という心境かと。


とにかくピエールのイヴに対する忍耐というのは
私なんぞには計り知れないトコロでございますな。

奔放な天才イヴとその当時のカルチャー
そしてピエール氏。

見応えのある作品でございました。

ちなみに…イヴ・サンローランは
2010年にドキュメンタリー映画も出されております。

合わせて観るとより面白いかもしれません。


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