昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
届け出
2014年11月25日に
「再生医療安全性確保法」というものが施行されまして
患者さんの血液を採取・遠心分離しておこなわれる再生医療についても
『各クリニックにおいて届け出の手続き』が必要になったわけです。
私は何が嫌いって
お役所への届け出手続きってのが一番嫌いなんです(涙
まず書類を書くのが嫌い。
そしてお役所が苦手…特に中央の…。
日本人というのは
江戸時代、9割位が農民だったのかなぁ…。
いつもの様に、畑を耕していると
お上から突然
こんな感じの↓掲示板が村のあちこちに設置される。(イメージ画像)
「何だんべ?」
「俺は、字は読めねぇかんねぇ。」
(※当時の日本人の識字率は世界でもトップクラスだったんですけどね。)
「えぇっ?!読がめねぇんきゃぁ。
まぁ…田吾作は寺小屋をサボってべぇーいたかんねぇー(笑」
「おおくゴチャゴチャ言ってないで、早く読めばいいだんべぇ!」
「えっと…『年貢各家一俵増加也』。
いやぁ…また年貢が増えるってよぉ〜。」
「ホントなんきゃー?!
これ以上、年貢が増えたら食っていかれねぇだんべぇーっ?!」
「しょうがねぇだんべぇ…。お上がそう言っているんだから。」
「そうだな…。しょうがねぇな…。」
こんな感じで
お上からのお達しが来ると
「ははーーーっ!」と、土下座をしてしまう習慣というのが
長い徳川政権下の元
DNAに刷り込まれてしまったのでは?と、思う時があるんですよね。
どーも、対中央のお役所というのが苦手ですね。
お酒の席では
「冗談じゃないわよっ!
私は言う時はビシッ!と、言いますからねっ!」なんて大ボラを吹いておりますが
いざ、電話がかかってきたりすると
「どうもぉ〜♪いつも大変にお世話になっておりますぅぅぅぅ」と
ペコペコしちゃいますね。
「あら?!届け出書類が足りませんでしたか?
申し訳ございませぇぇぇぇん!
今すぐに持って、馳せ参じますですっ!ハイッ!
お忙しい中、ご連絡頂きまして
誠にありがとうございましたっ!
ごめんくださいませ…」相手が受話器を置いたのを確認してから
電話をきる…冷や汗。
”自称”天才チコ先生も
とにかくお上には弱いっ!
提出書類書くか…しょうがねぇだんべ…。