昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
お犬様
犬は所詮犬でございますので
その辺のバランス感覚は持っているつもりでございます。
私と夫にとって、うちの犬は家族でございますが
他人様からみればただの犬でございます。
営業の方なんかがお見えになって
オフィスで打ち合わせをしていると
ボーダーコリーの早雲が
来客の方の所に行って甘えるわけです。
あちらも立場上、邪険に出来ませんから
お愛想で撫でたりして下さいますが
「早雲!ダメ!」と、言って
なるべく
お客様から遠ざける様に致しております。
という様なバランス感覚でございますね。
さて…
久しぶりに知人のブログを見たら
「今日はMの23回忌です…」という書き込みがあって苦笑した。
Mは彼女が飼っていた犬なんですね。
いかにも彼女らしいというか
お犬様状態で飼っていた彼女ならではの書き込みだと思いました。
しっかし…このワンちゃんですが
とにかく吠えたんです。
吠えるのはいいんです…犬ですから。
ただその犬に対する
飼い主の対応がちょっとおかしいと思いました。
その彼女のご家庭は
私が遊びに伺うと
犬が狂ったように吠えるので
「うちの子がチヒロの事、ダメなのよね。
だからここで…。」と、
玄関先に座布団を敷いて頂き
お茶をするのが常でございました。
犬が大切なのはわかりますが
彼女が招いた来客 < 犬
という対応に
なんか違うんじゃねぇかなぁ…と
違和感を感じておりました。
ある日、そのお犬様のご機嫌が良かったようで
何故か吠えられず
無事に(?)客間に通してもらった事がありました。
その時
お犬様はゴロンと横になりお腹を出したわけです。
すると飼い主の彼女が
「お腹を撫でてあげて」と、言ったのでちょっと驚いた。
それも違うんじゃねぇかなぁ…と、思いつつ
ずっと撫でながら彼女と話しておりました。
しかし…いい加減に疲れてきたので
手を離した時に
お犬様は私の手のひらを思いっきり噛んだんです。
もちろん出血したので
さすがに彼女は慌てておりましたが
私はタオルで圧迫しながら
「大丈夫よ。たいした傷じゃないから」と、言ったわけです。
”滅多に”人は噛まないんだけど…と、
必死に彼女は弁解しておりましたが
「撫で方がよくなかったのかなぁ…。」と、言われ
飼い主を噛んでやろうかと思ったことがございます。
……と、書きなぐっていて
もしかすると私もお犬様と思われているのでは?と
不安になりましたね。
うちはお客様が多いですから
その辺のバランス感覚は再度見直して
気をつけようと思います。