シュミレーション

この週末は矯正のゆう子先生と
インプラントのH先生と
私とで
わさわさした週末でございました。

さて…矯正のゆう子先生は
毎月第4の金曜日〜日曜日まで診療されており
夜は我が家に泊まりますので
仕事の後のトークが毎月の楽しみのひとつ。

このパターンは10年になりますが
昔は仕事の後に
2人で飲みにも出かけたものですが
最近ではオフィスで喋り
12時前になると
お互いに眠くなり
「じゃ…寝よっか…」と、だいぶ地味なものになりました。

そして翌日、
朝になるとまず私が起きてシャワーを浴び
カーテンと窓を強引に開け
「ゆう子…朝だよ」と、起こし
彼女がシャワーを浴びて
彼女が2人分のコーヒーをいれてくれるのが
習わしとなっております。

さて…実は私はちょっと前に
“ぎっくり腰”を患いまして
今はほぼ全快でございますが
診療は座ってやるので全く支障をきたさないのですが
シャワーを浴びた後に下着を履くのが困難でした。

今回も私はいつも通りシャワーを浴び
ロングTシャツを着たままソファーに座り
ゆう子先生を待つ。

自分で起きて来たゆう子先生がシャワーを浴びて
その後、私に下着とタイツを履かせてくれるわけですね。

私はソファーに座ったまま
ゆう子先生は黙々と“作業”をやってくれるわけですが

「痛いって!もっとそ〜っと履かせてよ。
あ…ついでにお水も持ってきて。
あ…ライターもないや」と、とにかくわがままな私。

「介護だな…」と、彼女。

「いいじゃんか…将来のシュミレーションだよ。」と、私。

万が一、互いの配偶者が先に逝ってしまった場合

「一緒に暮らそう」と、暗黙の了解になっている。

「あ〜楽だわぁ…」と、私。

苦笑するゆう子先生。

将来のシュミレーション…。



さて…
うちのスタッフのくわちゃんは
私より一回り以上若いモデルさんみたいに綺麗なお嬢さん。

とても気が利くいい子。

彼女が
「先生…私さぁ…将来独りだったら…って考えると
すごく心配なんだよね。
だから老後の備えだけは完璧にしておきたいんだ」と
せっせと貯金に励んでいるようだ。

若くて綺麗なんだから
そんなに心配しなくても
将来素敵な殿方が現れるわよ…とは思うのですが
アラサー真っ最中の彼女の不安は
わからないでもない。

「くわちゃん、心配しなくていいわよ。
万が一、老後にあなたが独りだったら
私達のトコにおいでよ」

「先生…マジで?」と、嬉しそうな彼女。

しかし…
万が一ですよ…万が一…そんな状況になったら
気難しい我々の介護をせっせとする
くわちゃんの姿を想像すると
ちょっとおかしかった。

「こんな大変なら1人暮らしの方が良かった…」と
間違いなく彼女は後悔するでしょうなぁ…。

将来のシュミレーション…。

想像すると何だか可笑しい。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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