昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
雑巾がけと…
友人がエステをオープンする事になり
そちらのテナントの内装を頼まれた。
高級感を出したかったので
ここ暫くの間
時間があると
海外の建物の高級物件をチェックしていた。
さて…
こういった場合、
ヨーロッパのデザイナーズ物件を調べるのが常なのですが
ちょっとアメリカ方面まで範囲を広げてみた。
たまたまネットで
アメリカの高級住宅街を扱う
不動屋さんの番組をやっていて
ちょっと気になったシーン。
不動屋さんが案内するクライアントは
歯医者である父と
その娘12歳。
大きな家を探しているという。
もう…
やれ1000坪だの2000坪だのと
桁が違い過ぎて
敷地建物の大きさにはピンとこなかったのですがね。
値段!!!
最初の物件が6億円の豪邸。
父親が
「どうだ?気に入ったか?」と、娘に聞くと
その娘は(くどいようですけど12歳!)
腕を組んで不機嫌そうに
“Boring” 「退屈ね…」 と、言う。
お前なぁ…ぶっ飛ばすぞ!!!
それに『狭過ぎる』と、言う。
いやいや…お前、マジで!ぶっ飛ばす!!!
なので
更に大きな物件へご案内。
8億円(だったと思う。…もう、わけがわかりません…)の豪邸。
すると12歳の娘はニコリと微笑み
「いいわね。“まぁまぁ”気に入ったわ」
お前…うちの病院に来て
雑巾がけをしろよ!!
その腐った性根を
一から叩き直してやるっ!
しかし父親が
「うちの娘は目がこえているんでね」と
親子でハイタッチをしていた…。
ダメだ…。
アホ親子だ…。
さて…次の親子。
こちらは先ほどの親子程、リッチではないけれども
十分にリッチ。
娘の部屋の内装を変えるらしい。
10歳の娘。
部屋の壁の色を見て
「このピンクは絶対に嫌なのよね。
もっと濃いピンクにして頂戴よ」と、
業者さんに直談判していた。
…まぁ…10歳ともなれば
自分の好みもハッキリとしてきますからね。
この辺は許しましょう。
「とにかくこっちのピンクでお願いね。
“この後ネイルサロンに行くから”
もう時間がないのよ。」
な…な…なにぃぃ?
ネイルサロンだとぉぉぉ?
お前もうちに雑巾がけに来いっ!!!
すると母親が
「あら!もうそんな時間なのね?!
早く行きましょう!」と、2人でネイルサロンに出かけていった。
ダメだ…。
アホ親子だ…。
ちなみにこの娘の
専用バスルームのバスタブは4万ドル。
離婚した俳優のトム・クルーズが
娘にエルメスの服を
とっかえひっかえ着せていた…とか
ゴシップ雑誌では読んだ事はありますが
まぁ…芸能人だからねぇ…
特殊なんでしょうねぇ…と、思っていましたけれども
普通の一般富裕層も
トム・クルーズ家と勝るとも劣らない派でっぷり。
10歳でネイルサロンに通い
12歳で6億円の大豪邸を退屈で狭過ぎるという。
まぁ…うちは子供もおりませんし
そのご家庭によって
それぞれ教育方針というものがあるのでしょうから
何とも言えませんがね。
ついでにGoogleで調べてみたら
やはりありましたね。
こういった子供達がいくスパが!!!
全身マッサージを受け
泥パックをしてもらい
上質なコットンのバスローブに身を包み
長椅子にこしかける…小学生!!!
アホらし…。
ちなみにこちらは美容院もあり
カットが600ドル!!だそうな。
やっぱりうちに呼んで
雑巾がけと草むしりをやらせようと思いましたね。