インテリア

アメリカのリアリティショーの
「セレブ御用達 ミリオン$デコレーター」という番組がある。

有名インテリアデザイナー数名の
密着取材番組ですな。

デザイナーは
部屋の内装から家具選びそして配置はもちろんのこと
壁やコンソールテーブルの上に置く
装飾品等も全て選ぶ。

予算が最低でも100万ドル以上。(1億円)

驚くのはクライアントの中には
「とにかく好きな様にして」と、
デザインを丸投げにする人も多い。

例えば
番組では500万ドル(!!!)の予算で
部屋の模様替えをして欲しいという
ホテルのCEOの奥様が出ていた。

そのホテルの奥様は
「この部屋にピアノを置きたいと主人がいうのよね」というと
有名インテリアデザイナーは
「絶対にダメ!!!
この部屋にはピアノは合わないわ!」と、言い放つ。

すると奥様は肩をすくめて
「あなたが言うなら仕方ないわぁ…」と、笑い飛ばしていた。

いやいや…奥さん!!!
500万ドル出すんですよね?!!!5億円ですよ!!!
もう少し、ご自分の意見を言ってもいいんですよ!!!
ピアノを置きたいなら置きましょうよ!
それを考えるが、デザイナーの仕事なんですからね!!!
と、ヒヤヒヤした。

私だったら
いくらあちらが有名デザイナーでも
完全にお任せは絶対に無理っ!

クライアント側もご自分のテイストがないのかしらん。

例えば
ケネディ大統領の妻であったジャクリーヌ・ケネディは
ホワイトハウスを自分の好きな様に
内装を施すのが趣味だったらしいし

先日、待望の男子を出産された
イギリス王室のキャサリン妃も
徹底してご自分のテイストは変えない人ですからね。

まぁ…大富豪の方々はお忙しいでしょうから
大豪邸のインテリアをいちいち自分でやるヒマもないしょうし
「有名なインテリアデザイナーに手がけてもらったのよ」という
ステイタスにもなるでしょうからね。

しかし全てのクライアントが皆、聞き分けがいいかと言うと
全くそうではなく
中には
「とにかく金は出すけど口も出す」というクライアントがいたり
ビックリする程、ヒステリックでワガママなクライアントがいたり
どう考えても
工期に半年はかかるでしょ…という案件を
「4週間で仕上げて!ダメなら他の人に頼むわ」という
無理難題を言うクライアントがいたり

そういった方々と折り合いをつけていくわけですから
セレブ相手のインテリアデザイナーを生業にしている人達も
大変でしょうなぁ…。

とにかくまぁ…お値段が
我々の感覚とは一桁も二桁も違う。

寸法は見たかんじですが
おそらく一辺が300ミリ位の
テラコッタのタイルが5万ドル(500万円)って!!!

スペインの250年前のアンティークだそうな。

アンティークタイルは確かにとても素敵で
私もテラコッタではなく
どちらかというと英国風アンティークのタイルが大好きで
我が家の庭を作る時に使いましたが
アンティークは確かにお値段が高いので断念し
アンティーク“風”タイルにいたしました。

それでも十分に風合いは出ていると思うし
5万ドルのタイルと
パッと見たかんじ、あんまり変わらないと思うんだけどな。

確かに本物を使っているのよ…という自信にはつながりますね。

それでも高いなぁ…。

しかし
インテリア好きには
とても興味深い作品です。

面白い。

さて…全くセレブとは無縁の私の話に
急に変わってしまって申し訳ないのですが…。

インテリアで思い出したのですがね…。

他界した父親の病院で使われていた棚を
先日、届けてもらった。

昔の病院ってこのテの棚が必ずあったんですよね。

いい味が出ているなぁ…と、前から大好きだった棚で
妹や弟は興味がないようなので
ゆずりうけた。

元来、私は椅子好きで
極小スペースに椅子ばかり増えてしまって
置く場所にこまってしまい
どこに納めるか思案中。

この思案するトコロがインテリアデコレーションの
面白いトコロですな。

40年物ですから
白いペンキがいい感じに劣化してきている。

また父親の思いでも沢山つまっている棚。

セレブのお宅のインテリアデコレーションとは
レベルが違うのでお恥ずかしい限りですが
中に何をディスプレイしようかな…とか
考えるのがとても楽しいですね。

現在は置き場所がなく
オフィスに一時的に置いてあります。


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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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