家長

金曜日の夜は恒例の英語教室の後
弟のタケを含めて
総勢6〜7人が集まって
我が家で飲んでおりました。

ちなみに私は飲み会の面子が
ホームとアウェイでは
飲み方を変える事にしている。

もちろんアウェイでは
借りてきたネコの様に
大人しく飲みますがね(ほ…ほんとかよっ!)
ホームでは言いたい事を
ズバズバ言わせて頂く事にしているわけですな。

もちろん金曜日の夜はホーム。

最初は和気あいあいとした雰囲気だったわけですが
初めて参加された男性の物言いが
ちょいちょいカンにさわるなぁ…と、
思っていたわけですよ。

そして
まぁ…いつもの私のズバズバ攻撃が
出てしまったわけですね。

こういうシチュエーションになると
基本的には周りの人は黙ってしまう。
下手に口を挟むと
余計にズバズバになりますからねぇ…これ私の欠点。

しかし
口を挟んだ勇気ある者がいたわけです。

弟のタケ。

「それはチコちゃんが違うだろ」

理路整然と私の間違っている発言を指摘して
相手の男性をかばったわけですね。

彼はどちらかというと
人様に対して
常に平身低頭で
ニコニコとしたキャラクターで
私とは真逆のタイプ。

しかし
今回のタケの物言いは
いつものニコニコタケちゃんとは違い
堂々としていて
(身びいきの様で恐縮ですが)
以前の末っ子長男のタケとは変わったなぁ…と、思いました。

話がちょっとそれますが
父も姉2人がいる末っ子長男ですが
時々例えば自分の姉達に
「それはお前達が間違っているぞ」と意見をして
しっかりと家を取り仕切っている姿が
私は小さい頃から印象的で
古くさいいい方ですが
家長というのはそういうモノなんだなぁ…と
父の背中を見て育ちました。

去年の9月に父が他界してからは
諸々の家の事やタケの開業準備等
長女の私がしっかりしないと…と、
思っていた節があったのですが
その時のタケは随分としっかりとして
父親に似てきたなぁ…と、
嬉しかったわけです。

翌朝はのんびりと
ゆう子先生とコーヒーを飲みながら
父に物言われた時の叔母達がそうであった様に
私もそろそろあれこれと口を出すのは
潮時だなぁ…と、思いました。

何だか無性に
父の声が聞きたくなりました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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