昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
今日の定例会議
今日の昼休みは恒例の
タケのクリニック建設の定例会議でした。
図面もイメージも
全て私の頭の中に入っているので
各業者さんとの打ち合わせも
非常に早い。
「はい、次の人ど〜ぞ〜」と
治療の様にテンポがいい。
建物に関しては殆ど終了で
後は看板や細かい作り付けの家具類を
決めなければいけない。
例えば診察室のドクターズデスクとかね。
さすがにそれは
施主である弟のタケに
色を決めさせようと思い
彼に色見本帳を見せる。
タケは何十種類とある色から1つ選び
「……こ…これ?」と
私の顔色を伺う。
私は冷笑を浮かべながら
「まぁ…アンタのクリニックだからね。
いいんじゃないの?
私だったら選ばねぇけどな…絶対にね。
でも“アンタのクリニック”だからね…。
いいんじゃないですか…、それで。
ただ、私が選んだって人に言わないでよ…恥ずかしいから。」
こうなると
「それじゃぁ、チコちゃんが決めてよ」という流れになる。
私は満足そうに色見本帳を開いて
「私クラスの巨匠になるとさ
迷わないのよね。
色が『私を選んで〜』って声をだすわけよ。
私はそれに耳を傾けるだけですから。
色との対話ね」とか言っちゃって
自信満々に
「これでっ!」と、一色選ぶ。
すると
「姉さん…さすがですねぇ…。
重厚感がでますねぇ…」と、お馴染みのかず君。
私は満足そうに
「まぁな…。
これが所謂“さし色”ってヤツですよ。」と、鼻の穴をひろげて
ふんぞりかえる。
アホコンビである。
ドクターズデスクの寸法も図面のものとは変更してもらった。
細かい事の様ですが
机の奥行きなんかも結構重要なんですな。
あまり奥行きがありすぎても野暮ったくなるし
狭過ぎると使い勝手が悪い…ので
細かく指示。
看板も重要である。
診療時間等の情報を盛り込みつつ
デザイン性もこれまた重要ですからね。
前回の打ち合わせの時に
看板業者の方に
「そうねぇ…。駒形線の高崎インターの近くに
なんていう歯科医院だったかなぁ…。
確か…『昭和大橋歯科医院』って言ったかなぁ…。
すごくセンスのいい看板がある歯医者があるのよねぇ…。
あそこを参考にしてみると
いいんじゃないのかなぁ…」と、アドバイス。
業者さんも苦笑しつつ
かなりエッジの効いたセンスのいい看板を
考えてきて下さった。
即決定。
殆ど、私の仕事のハード部分は終了間際。
ソフトの部分は全く専門外なので
いよいよタケにバトンタッチです。