恋愛相談

20歳の女の子Kちゃんの恋愛相談を受けた。

要約すると
Kちゃんと彼氏は別れて
彼は他の女性と付き合ったが
結果的に彼はK子ちゃんの元に戻ったわけですが
それに付随した諸々の人間関係に頭を悩ませている…との事。

小さいコミュニティの中で
男女がくっついたり離れたりしているようで
色々としがらみがあるらしい。

「7月5日に付き合い始めてぇ〜
一ヶ月記念日の8月5日に別れたんですけどぉ〜
その後、彼は私の“友達”の“友達”と付き合ったんですけどぉ〜
やっぱり彼は『俺が今まで生きてきた中で
K子が一番俺にはあっている』って思ったらしくぅ〜
私のもとに戻ってきてぇ〜
今日(9月5日)よりを戻したんですけどぉ〜
“友達”の“友達”の“友達”がぁ〜
それに“ブチ切れて”ぇぇ〜」
という類いの話が延々と続いたわけですね。

5日、5日、5日…
「5」という数字は
このKちゃんのラッキーナンバーなんかな…なんて
考えたりもしながら
終始無言で彼女の話をきいていた。

ここで聞く側としては…

「あほらし…」と、思ってはいかんのですよ。

付き合いはじめて一ヶ月で「記念日」はいかがなものか…と
思ってはいかんのですよ。

「俺が生きてきた中でK子が一番俺にあっている」ってお前…
たかだか20年ですよね…そもそも
どんだけ「俺」「俺」って自己中なん!とは
思ってはいかんのですよ。

20歳の彼女にしてみれば
大変な悩みですからね。

皆さんだって20歳の頃を思い出してみて下さい。

今思えば、くだらないなぁ…なんてことも
真剣に悩んだ時期がございましたでしょ…。

彼女の話を一通り聞いた後
「Kちゃん、例えばね…『夫婦』。

よくあるのが
『あそこのご主人ってひどい人らしいのよね。
よく奥さんも我慢して一緒にいるわよねぇ…』みたいな話って
よくあるわけですよ。

でも『夫婦』の事は夫婦同士でしか
わからない事ってあるわけね。

だから周りが何と言おうが
当人同士がよければいいんじゃないの?」と、言った。

更に
Kちゃんの言うところの「友達」というのがおかしいと指摘。

どんな事があっても
時には喧嘩をしても
時には苦言を呈しても
結果的には「あいつがいないとな」と
お互い思い
むしろ血のつながった家族よりも
絆を感じる…というのが「友達」なんだよ!…と付け加えた。

だからKちゃんの言うところの「友達」は
「友達」ではない!とキッパリと断言。

人の恋愛問題に
「ブチ切れる」…
そんな者はいらないんじゃねぇか?
友達じゃないんじゃないか?

確かにあの年代は
大勢で誰かとつるんでいないと
不安になるのもわかる。

ですから私の言った言葉も
どこまでKちゃんに響いたかはわかりませんがね。

ただ無駄な経験というのはないと思うのです。

彼女の今、積んでいる経験は
彼女の将来、いつか役に立つ時がくるといいなぁ…と
切に願います…。

pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
<<前月 2012年09月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives