家庭教師②

Sちゃんの看護師資格のお勉強の
家庭教師をはじめたという旨は
先日、書き込み致しました。

仕事の後の2時間程度でしょうかね…。

ただ…確実に成果は出ている事は
本人も実感したという。

「だろ?だって私の言う通りに勉強しておけば
間違いないわけで、す、よ!
だって私って天才じゃーん!」と
ソファにふんぞり返る。

更に
「まぁ…ついでに私の写真を
お守り代わりにお財布に入れておくと
ご利益があるわよ!
拝みたまえ!ガハハーッ!」

アホだ…。

まぁ…このふてぶてしい態度も
ここまでくると潔い(←えーっ?!)

さて
この天才(?)先生は
Sちゃんと同時に
彼女の友人でもあり
うちの患者さんでもあるAちゃんの
着物の着付けの家庭教師もはじめた。

これ…客観的にみると
すごーく変な図式になる。

深夜に一部屋に女3人。

1人は必死で看護学のお勉強。
もう1人は必死で着物を着ている。

その中央にふんぞりかえる私。

無言。

私はこの2人のお嬢さん方を交互に観察し
時々罵声があびせる。

「Sちゃん!ダメッ!そんな暗記方法なら
ダメだって何度言わせるのっ!
やり直しーっ!」

「Aちゃーん!衣紋をもっと抜きなさいっ!
帯、帯がダメーッ」

聖徳太子は
一度に7人からの話を同時に聞き
それぞれに的確な指示をだした…という話は有名ですが
これってあながち出来なくもないな…、
なんて考えが脳裏をよぎり

うん…やっぱり私は聖徳太子クラスの天才なんだな…と確信した。
(↑何度も言いますが、バカにつける薬はないですな…)

言わなきゃいいのに
「まぁね…この私がで、す、よ…
スターの私がで、す、よ…
あなた方のために
貴重な時間を無償でさいているわけですからね。
死に物狂いでやれ!」と、恩着せがましいアホ発言をしつつ
彼女達にはごっそりと宿題を出した。

真面目な2人は
「先生、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。」と、深々と頭をさげ
帰っていきました。

頑張ってね!

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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