昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

昨夜は看護師の学校に通うSちゃんの
お勉強のお手伝いを致しました。
インスタント家庭教師ってやつ。

医療系の国家試験の為の勉強と
医療系のお仕事の為のお勉強は別物だと思うんです。

お仕事の為のお勉強は
どちらかといえば国家試験が受かった後に
色々と学んでいかなければいけない事が多い。

生涯勉強。

最近の医療は「３年ひと昔」ですから
どんどん進歩している。

70歳を過ぎた父も
現在も勉強会には参加している。

しかし資格試験…つまり
「国家試験の合格」には
いわゆるテクニックがあり
「とにかく丸暗記」という方が
高得点をとりやすい…と、私は思っている。

非常に真面目な彼女が
今ひとつ…成績が伸びない理由は何か…。

「とにかく教科書とノートと過去問題集をもってきないさい」と、伝え
昨夜、彼女は来たわけです。

まぁ、私の家庭教師ぶりは本当にスパルタ。

彼女のノートをみて
「何これ？！教科書の丸写しぃ？！ありえねぇな…」と、
バッサリと切り捨て
彼女の綺麗に書き込まれたノートに
「ばっかみたい！！！」とマジックで落書きをした（←鬼）

「ノートもフローチャート式に書き込んで
頭に視覚で覚え込ませるのよ！！
後は、ひたすら過去問の丸暗記！！！」と、
ふんぞり返り、煙草の煙を鼻からだす。

本当にこうゆう時の私は
「何様〜？！」という程、偉そう…我ながら呆れる。

とはいえ
私の場合は歯科医師の国家試験だったわけですから
看護大を出ている嫁のあゆみや
高崎で開業しているドクターの清美ちゃんにもアドバイスを受け
リサーチはいたしました。

医科、歯科、看護…基本的な
国家試験対策は一緒だな…と判断。

「まぁ…とにかく高得点を取りたければ
騙されたと思って言う事を聞きなさいよ！
次回までにここまで丸暗記してきてね♡」と宿題を出した。

真面目なSちゃんは絶句しておりましたが
「が…頑張りますっ！」

「おぉっ！頑張れっ！死ぬ気でやれば
こんな、しょぼ〜い量は暗記出来るでしょ」と、高笑い。

まぁ…随分と乱暴な家庭教師ですがね。

私が看護学のお勉強を教えてあげるわけではないのですから
厳密に言うと「家庭教師」ではないかもしれませんな。

ただ
「来週までに覚えないと、チコ先生にぶっ飛ばされる…」という
モチベーション（？）…というか
強迫観念を持ってもらい
ひたすら暗記してもらうだけなんですがね。

まぁ…確実に成績は上がる事は
確信しているので
是非是非頑張って頂きたい！と
切に願います…。