昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
草むしり
GWですね…。
お陰さまでお休みを頂戴しております。
私はGWの初日…何をしていたかと申しますと
病院の駐車場わきの草むしりをしておりました…(泣。
通常は母…もしくは
業者さんにお願いしていたのですが
何となく「草むしりぃ〜?!やってやろうじゃないの!!!」という
気分になりましてですね…
やりましたですよ…。
ただし…私のジャージは
一応、ブランド物の限定品なので
ジャージだけど、いわゆる“お出かけ用”。
ですから
泥だらけになるのが嫌だったので
亭主のくたびれたジャージを着てやりました。
しっかし…あの雑草ってやつは
やっかいですね…。
悪戦苦闘しました。
また
ミミズやら正体不明の虫には
泣きそうになりました。
何時間位やっていたんでしょうか…。
途中、草むしりをする私の姿を発見して
駐車場に入ってきて声をかけてくれた患者さんが
何組かいらした。
「へぇ…先生もこうゆう事やるんだねぇ…」と、笑う。
私は泥だらけの顔をこすりながら
「あのさ…笑ってないで手伝いなさいよっ!」と、言うと
「これから家族で軽井沢に行くんだよねー。
手伝いたいけどごめんねー。
先生、頑張ってねーっ!」と
行ってしまった。
「チッ…」と、舌打ちながらも
更に作業を続けた。
しかし…45ℓのポリ袋6個の段階でリタイア。
まだ全ての3分の1にも満たない。
駐車場脇にグリーンなんか入れなきゃよかった…。
たまたまその夜、実家の母が用事で来た。
「お母さん…
今日はね…私、一日中草むしりしていたの」
“一日中”はウソ。
あえて、不幸ぶる。
「私って休みの日も頑張ってるのよ」アピール。
これには母は弱い。
その辺を考慮しての発言。
「チコちゃん…偉いわねぇ…。
大変だったでしょう?」と、彼女。
私は目に涙を浮かべて
「うん…」と頷く。
この辺の私の演技は
アカデミー賞モノ。
私としては
要するに母に手伝って欲しかったわけですよ。
そして翌日の昼過ぎ
外に出てみると
全ての雑草がきれいに取り除かれていた。
手伝っては欲しかったけれども
まさか全部1人でやってくれたなんて…。
「お母さん…」
泣きそうになった。
母も70歳も過ぎていますからね。
大変だったと思います。
本当に親というのは有難いものですね。