昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

最近、来客が多い。

先日、学生時代の後輩のT子が
数年ぶりに遊びに来た。

長身の細身で
もともとスタイルがよかった彼女だが
「えーーーーーーっ？！
どうしたのぉーーーーーーーっ？！」という程
綺麗になっていた。

バブル時代の後半期
ディスコ（古いなぁ…）のお立ち台の上で
踊っていた頃に比べると
数段綺麗になっている。

「“また”離婚したのよねぇ。」と、彼女。

子供が1人いての離婚。

先月、離婚したばかりだという。

その割には随分と輝いていたので
「また彼氏が出来たから離婚したんでしょ？」と言うと

「相変わらずよくわかるよねぇ〜！
そうなのよ！」と、カラカラと笑っていた。

昔から
隠し事の出来ない彼女らしい選択だな…と、思った。

アメリカは離婚時の慰謝料が非常に高額なので
離婚を繰り返して
大富豪に成り上がっていく女性がいる。

彼女の場合は
離婚をする度に財力ではなく
オンナ度をアップしていく女性。

ある意味、潔い。

結婚しても好きな人が出来ると
チャッチャッと別れて新しい人にいく。

それが良いか悪いかは別として
私には無理。

面倒でしょ。

そりゃぁ…素敵な殿方は世の中には沢山いますがね…
やはり、うちのくたびれたメタボ亭主でも
２人で歩んできた歴史もあるし
なんだかんだ言っても愛着がある。

というか、一緒にいて楽ですからね。

さて…
結婚生活を送っていく中で
一度や二度は
「もう…頭にきたっ！離婚してやるーーーーっ！」と思った事が
全く無い…というご夫婦の方が少ないのではないでしょうか。

私の場合も
結婚して暫くすると
喧嘩した勢いで「離婚してやるーーっ！」というのが
大きいモノで二回あった。

もう10年位前でしょうか…。
若気のいたりですね…。

一度目は私の「離婚してやるーっ！」発言に対して
夫が「出来るものならやってみろよ」と
せせら笑われたので
頭にきた私は即、市役所に行って離婚届を出した。

「ブチ切れ勢い離婚」ですな。

家に戻って
「フフフ…離婚届だしたわよ」と、言ったら
慌てたのが夫。

彼はすぐに市役所に飛んでいって
事情を説明し
提出した離婚届を戻してもらったらしい。
（これって出来るんですね…）

ただ正直、私もホッとしたのが本音。

二度目は
大喧嘩の後、私の「離婚してやるーっ！」発言を
その時は夫も承諾し
２人で市役所の窓口に行った。

窓口で離婚届を出そうとした夫の腕を
私がパッとつかんで
彼に「ごめんなさい…。離婚したくないです。」と、言った。

窓口のお姉さんも
「夫婦喧嘩は犬も食わないっていうけど
ホントよねぇ…。」と、思ったかどうかはわからないけれども
「すいません…。お騒がせしました」と
頭を下げて帰ってきた。

そして月日が流れ
まぁ…相変わらず小さな夫婦喧嘩もちょこちょこするものの
最近思うのは
夫婦喧嘩って
とてもエネルギーがいるんですね。

私も夫も根っからの仕事人間なので
そういった余計なエネルギーは
仕事にむけたいと思っている…ので
ましてや離婚するエネルギーがあるのなら
ガンガン働いて
どんどん仕事場の設備投資してぇなぁ…と、思う。

これって完全にオンナ捨ててるかも？