昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
若い方
うちの病院の駐車場わきにいくつかスペースがあり
現在、植木が植えられている。
しかしここに夏は雑草がはえるわけですよ。
見栄えが悪い。
時々業者さんにお願いして
草むしりをして頂くのですが
結構お値段もいい。
いっその事
全部レンガを敷き詰めて…という事を検討した事もありました。
何社が業者さんに見積もりを出してもらったら
同じ設計でも高い所で250万円位。
安い所で130万円位。
どうしようかなぁ…と、だらだらと考えて現在に至る。
見るに見かねて
実家の母が来て草むしりをしてくれるのを期待して
そのまま放置すると
結局この夏も
母は何度も足を運んでくれました。
ホント助かります…。
さて…日曜日の診療も終盤の頃
最終アポの患者さんからキャンセルで
日程変更のご連絡を頂戴して
時間が空いたわけです。
するとスタッフのひとりの
平成生まれチームの1人のかおりちゃんが
「先生、草むしりしましょうか?」と言ってくれた。
いやぁ…感心しましたね…。
スタッフに「空いた時間に草むしりして」と頼んだ事はありましたけど
「嫌な仕事だろうなぁ…」と、思い
なるべく言わない様にしているのですが
自ら申し出ててくれたのは
彼女が初めてでしたからね。
嬉しかったです。
この春から
平成生まれのスタッフを3人採用した時
世代間の違いから
彼女達とどうやって対応していけばいいのか…
当時は皆目検討がつきませんでしたけれども
私は一緒に働きやすいですよ。
「空気を読む」世代ですから
あまり自己主張せず
周囲のバランスを彼女達なりに考える。
また以前も申し上げましたが
一番大切な「挨拶」「笑顔」「返事」…
これが非常にいい。
最近では
所謂チコ節の「何度言わせるんだよっ!」「チンタラするなっ!」等の
ゲキが飛んでも
一生懸命頑張ってくれる。
陰で古株の関ちゃんの
「まぁ…先生に叱られても、右から左に流しておけばいいのよ。
どーせ、すぐ先生はすぐ忘れちゃうからさ」というフォローも
役に立ってくれていると思うのですがね。
話はちょいと変わりますが
以前もとあるカフェで夫とお茶をしている時
となりに所謂、渋谷109系のアパレル関係勤務っぽい
派手で綺麗な若いお嬢さんが2人座っていた。
隣の席とは30センチ程度しか離れていませんから
会話の内容が全て耳に入る。
察する所
ショップの店長さんとスタッフという間柄で
何やらそのスタッフの方が問題を抱えている様だった。
感心したのはその店長の対応。
おそらく私の娘と言っても過言ではない程、若い女性ですが
スタッフさんへの対応が素晴らしかった。
一応、スタッフの言い分を聞き
それを尊重した上で
懇切丁寧にさとす様に言葉をかけていた。
私だったら
「グズグズ文句言ってねぇでやれよ!」で済ませちゃうと思う。
会話の内容で使用されるボキャブラリーは
それこそ今風のものではありましたが
心に響きましたね。
帰り間際にそのスタッフさんに
「突然ごめんなさいね。
私も事業主なんだけど、この店長さんの言っている事
間違ってないわよ。
この人についていけば間違いないと思うわ」と声をかけた。
年々、図々しくなる私は
こういった時、平気で声をかけちゃう。
余談ですが
後日、街を歩いていると
その店長さんに「その節はどうも」と声をかけて頂いた。
早速、名刺交換をした。
彼女は某有名アパレルメーカーの店長で
今度新宿店に栄転されるそうです。
まぁ…そうでしょうね。
素晴らしい人材だと思いますもん。
「最近の若い人はもう…」という憂う言葉は
遥か昔から言い伝えられている言葉ですが
私は今の若い方…大好きですね。